屋根塗装は意味がない!?塗装ができない屋根について|栃木県宇都宮市にある屋根リフォーム・雨漏り修理なら屋根専門店スミタイ(住泰)へ
栃木県宇都宮市にある屋根修理 防災 雨漏り修理の屋根専門店のスミタイです!
スミタイは、塗装の専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる外装すべての専門店です?
皆さんは、ご自身のお住まいの屋根は、どんな屋根材が使用されているかご存知でしょうか??
屋根や外壁は、劣化したら塗り替えればよいとお考えの方が多いのですが、実は素材によっては塗装ができないものもあるのです!!
うちもそろそろ塗装かなと思っていたのに…
「この屋根は塗装できない」という話を聞いて、お困りの方もいるのではないでしょうか。
代表的な製品をご紹介しますので、まずはここに当てはまるのか確認してみてください?
目次
屋根塗装できない屋根について
実際に、一般的には塗装できるとされていた屋根の中でも、特定の製品は塗装できない・おすすめしないものがあります。
塗装しても強度を維持できないほど傷みやすい弱い素材のため、塗装する意味がないからです。
また、本来は塗装できた屋根でも、劣化が進行しすぎると塗装できなくなってしまいます。
①パミール ニチハ株式会社
写真がパミールというスレート屋根です。
鉱石の雲母やお菓子のミルフィーユのような積層構造になっている為、塗装をしても下地から剥がれてきてしまいます。
このような屋根材では塗装をしてもほとんど意味がない為、屋根のカバー(重ね張り)か葺き替え(交換)を推奨します!
②アーバニーグラッサ クボタ株式会社
写真がアーバニーというスレート屋根です。
スレート屋根材の重なり部分の隙間は結露防止のための通気や雨水の逃げ道という役割がある為、塗装の際は縁切りやタスペーサーを使用して隙間を設ける必要があります。
写真がアーバニーというスレート屋根です。
スレート屋根材の重なり部分の隙間は結露防止のための通気や雨水の逃げ道という役割がある為、塗装の際は縁切りやタスペーサーを使用して隙間を設ける必要があります。
しかし、アーバニーという屋根材に関してはタスペーサーの挿入をしてしまうと屋根材が割れてしまう可能性が高く、縁切りの場合でもかなり手間がかかってしまう上に完全には隙間を確保できない可能性が高いです。
以上の点からアーバニーという屋根材に関しても塗装ではなくカバーや葺き替えが好ましいとされています。
③シルバスレサス 松下電工株式会社
松下電工(現:パナソニック)が販売していた「レサス」と「シルバス」という二つの屋根材は、よく割れるスレート屋根材として有名です。
大きなスリットの入ったおしゃれなデザインですが、そのせいで一層割れやすいです。経年によって屋根材が割れ、欠片が落下する事象が発生しております。
④コロニアルNEO クボタ株式会社
コロニアルNEOは、クボタ(現ケイミュー)の製品で、現在最も普及している屋根材「カラーベストシリーズ」の商品です。
細かなひび割れや先端の劣化、崩れが起きやすいです
築10年を超えると、全面的にひび割れが発生してしまいます。
⑤セキスイかわらU 積水屋根システム株式会社
「セキスイかわらU」とは、40年以上販売が続いた屋根材があります。(現在は販売中止)
「セキスイ」の名前が付いたブランド力の営業効果もあり、屋根葺き替えの第一選択として認識されるほど、人気があった屋根材です。
セキスイかわらUで施工された方はすでにほぼ同じ悩みかと思いますが、まずかわらU本体表面の塗装がはがれてきます。
上記以外の屋根材でも塗装できない屋根があります
ご紹介した屋根材以外でも、塗装できないと言われることがあります。
“塗装しても強度が保てない”ほど、屋根の経年劣化が進んでしまった場合です。
どんなに良い屋根材でも、適切な時期にメンテナンスをしなければ劣化していくからです。
・ひび割れ・欠損が多い
・前回の塗膜が酷く剥がれている
・下地が傷んでいる
という状態です。
このような状態は、特に20年以上何もメンテナンスしていないと起こる可能性が高いです。
もっと早くにやっていれば塗装で済んだのに、時期を逃したせいでできなくなってしまった…とならないように、早め早めに点検しておきましょう!!
まとめ
いかがでしたか?
最近、屋根をチェックせずにお見積りを出す業者さんがいたという話を耳にします。
決して安くない塗装の工事。
塗装で考えていたのに塗装ではダメな屋根材だったので追加金額が発生!なんてことになったら予定が狂ってしまいます。
追加工事がなるべく発生しないように現場調査をしっかりしてくれる業者さんを探して、後悔のないリフォームをしてください。
住泰では現場調査からお見積りまで無料ですので是非お気軽にお問合せ下さい。
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!