強風での屋根(棟板金等)の被害にご注意ください!! |栃木県宇都宮市 屋根リフォーム・雨漏りならスミタイへ
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの大野谷です。
本日は、お客様より「強雨や強風で雨樋が外れてしまった、雨漏りが発生した、板金が落ちた、屋根が破損してしまった」とお問い合わせが入っています。
皆さんのご自宅は、被害はないでしょうか?
目次
強風・強雨での住宅の被害とは?!
風が強い日や強雨、梅雨時期は、住宅等の破損による被害がたくさん出ています。最も被害が多い事例をご紹介いたしますのでご参考に皆さんのご自宅も被害にあわれていないか確認してみてください!!
①強風で雨樋の外れや破損
雨どい(雨樋)は、家にとって大事な部分になっています。雨どい(雨樋)がなくては、雨漏りの原因にもなり、家自体ダメにしてしまいます。
少しくらい壊れていても大丈夫だろう。と、お考えの方もいるかと思いますが、それが後々大きな痛手になってしまう可能性もあります。
②屋根の板金の剥がれ
強風の影響で屋根の板金が剥がれてしまって、場合によっては飛ばされてしまうという危険な状態にもなる可能性があります!!
屋根棟板金の剥がれの原因
棟板金を固定している釘は、築7~10年程で抜けてきてしまうことが多いです。棟板金の内部にある貫板(木製の板)が腐食してしまったり、棟板金の伸縮などが原因で釘の浮きは発生します。棟板金は金属ですので、気温が高い日中は太陽の熱で膨張します。そのとき、棟板金を固定している釘も一緒に引っ張られます。そして、夜には気温が下がり棟板金は収縮しますが、釘は引っ張られた位置のまま、棟板金のみが収縮します。これを繰り返すことことで、釘が徐々に浮いてきてしまいます。釘が浮いていると、棟板金の固定力が弱まります。固定力が弱まったところに強風が吹くと、棟板金が剥がれてしまう場合があるのです。
③ポリカパネルの飛散や破損
テラス屋根やカーポートに使用されている波板。波板は台風などの強風で飛ばされることや、経年劣化でバキバキに割れているなんてこともあります。風でバタバタしてしまって音が気になってしまうとう事も多くあります?また、強風による落下物で破損してしまったという被害も多くあります。
④屋根の一部破損や落下
スレート屋根の一部が外れ落下してしまうという非常に危険な状態になる場合もあります。スレート屋根以外でも、瓦も場合によっては外れてしますなどの被害もあります。
ここまで屋根についてのご確認のお願いをしてきましたが、間違っても自分で屋根には上ることはしないでください!屋根の上は大変危険です。
(2) 台風により屋根の飛散等、被害に遭ったらどうする?
とはいえどんなに対策をしても台風の規模によっては、屋根を守り切れないこともやはりあります。そのような際に落ち着いて最善の行動ができるよう、「正解」をお伝えいたします。
屋根修理店に相談⇒現地調査を依頼(⇒保険に入っていれば担当会社へ連絡⇒火災保険から申請)⇒屋根の修理工事
(3) 最悪のケース、損害賠償請求
台風の被害状況によっては損害賠償請求されることがあります。
先述の通り、家の屋根が飛んだ際には、火災保険の申請で、修繕工事費用を負担できることもあります。
ただ、家の屋根が他所の壁にぶつかってしまった、逆に他所の屋根が自宅のカーポートなどに激突し、破損したなどの事態が発生した場合は、対処に迷われるかと思います。
実際に台風シーズンにはみられるケースですので、予め覚えておきましょう!
➀損害賠償が発生しないもの
台風がもたらした被害であれば、損害賠償は発生しません。
これは災害が原因である「不可抗力」である事態であるためです
そのため、他所の家が、自宅の屋根ぶつかったことにより破損してしまっても損害賠償は発生しないのです。
状況を確認し、被害に遭われた方に火災保険で修繕してもらえないか相談しましょう。
②損害賠償が発生するもの
上記のよう原則やむを得ない災害による損害賠償は発生しませんが、災害の有無に関係ない被害であったと認定された場合には損害賠償が発生することもあります。
例えば、定期的な検査を怠っていたことで、すぐに飛びそうなほど劣化・破損していた部分が原因になって被害が発生した場合です。
家の持ち主が注意や安全確認をしていないことが証明された場合には損害賠償が発生します。もしそのような被害に合われた際には証明ができず否認されないように、しっかりと写真等で記録しておきましょう。トラブルを防ぐためにも、防災の一環としてプロにすぐ点検依頼を行うようにしましょう!
まとめ
本日は、強風に備えての屋根雨漏り被害の対策についてお話をさせていただきました。やはり一番は、台風が発生する前から定期的にしっかりとメンテナンスをしておくことです!!
結果的に台風の被害を最小限に抑えることができ、工事費用の節約にも繋がります。
※以前に何度かブログでお伝えいたしましたが、強風後には『屋根がめくれていますよ、浮いてますよ』と突然の訪問営業が多くなる可能性があります!!こちらも過去ブログをお読みいただき、突然の知らない業者の営業にはくれぐれも気を付けてくださいね!!
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根を状況を確認できます!!