雨樋修理にかかる費用はいくら?!
2023.10.19 (Thu) 更新
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの大野谷です。
雨樋(あまどい)が劣化してきている、あるいは破損して気になっているけれども、修理にどれくらいの費用がかかるのかわからず不安に思ってはいないでしょうか。
そこで今回は、雨樋(あまどい)の修理や交換に必要な費用や雨樋(あまどい)が壊れる原因や修理するときのポイントとあわせて詳しく紹介していきます。
雨樋(あまどい)の破損を放置すると、家そのものにトラブルを引き起こす可能性もあるため、この記事を参考に、早めに修理するようにしてください。
目次
まず、雨樋の役割とは
樋(とい)・雨樋(あまどい)とは、屋根面を流れていく雨水を集めて、下水や地上へ誘導する設備のことです。
腐食の原因となる雨水が、住宅に侵入することを防ぐ重要な役割を果たします。
雨樋がないと、屋根から外壁に雨水が直接流れていくことになるため、外壁がすぐに劣化してしまいます。
さらに、屋根から地面に直接水が落ちていった場合にも、住宅物の基礎が老朽化しやすくなるのです。
雨樋は、普段はあまり気にすることがない箇所かもしれませんが、実は住宅全体を守るための、大切なものなのです。
雨樋修理の費用相場と修理内容について
雨樋の部分的な修理や交換費用
相場費用3万~5万円
雨樋全体の交換費用
相場費用 20~40万円
雨樋修理の足場代
雨樋修理の足場の費用相場は10万〜20万になります。 部分足場や全面に足場を組む場合は費用は前後します。
雨樋修理に足場は必要なのか?
雨樋修理だけであっても、足場設置は必要です。
第一節 墜落等による危険の防止
(作業床の設置等)
第五百十八条 事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行な
う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法によ
り作業床を設けなければならない。
2 事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に要求性能墜
落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
上記は厚生労働省が作成した労働安全衛生規則の引用ですが、高さ2メートル以上では足場の設置などの危険防止措置の必要性について記載されています。
1階屋根でも高さは2メートル以上あります。
また、雨樋は屋根の先端に設置されているので屋根の勾配に関係なく、屋根からの作業は危険なので行いません。
足場設置が必要な理由について
①安全確保
雨樋は、屋根と壁・軒天の取合部に設置されているので、屋根からでは作業ができません。
地面から作業するには高すぎて届きません。
また、はしごを掛けて作業するにもはしごが雨樋にあたるため、雨樋修理の作業が不安定となり、落下リスクが高まります。
安全に作業するためには、足場は必要となります。
②品質の向上
落下する危険を感じながら雨樋修理をしようとしても、しっかりと修理を行うことはできません。
中にはご自身で修理を検討される方もおりますが、雨樋を自分で修理するのは基本的におすすめできません。
道具や材料はホームセンターで揃いますし、高さや場所によっては足場がなくても手が届きますが、危険です。
雨樋修理に足場が不要なケースとは
- 高さが2m未満の雨樋の修理工事
- 平坦で勾配のない屋根で作業ができる内樋の修理工事
- 梯子や脚立などで作業ができる1階の雨樋の修理工事
3つの条件に当てはまることはまれですので、雨樋修理を行う際には、足場を設置しまよう。
雨樋の破損や詰まりは早めの修理を
雨樋の経年劣化による破損や、ゴミなどの詰まりがある方は雨樋修理をお早めにしましょう。
雨樋修理を検討している方は、まず無料診断お見積りをご依頼ください!!
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!