屋根カバー工法(重ね葺き)のメリット、デメリットについて |栃木県宇都宮市 屋根リフォーム 屋根工事・瓦・雨漏り修理の外装専門店のスミタイ(住泰)
2022.07.07 (Thu) 更新
みなさん、こんにちわ(^^)/
地域密着の屋根・外壁の外装リフォーム専門店のスミタイです✨✨
スミタイは、塗装の専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる外装すべての専門店です?
本日は、屋根カバー工法(重ね葺き)のリフォームをこれから考えている方へメリットやデメリットな部分をお伝えさせていただきます。
まず屋根カバー工法とは・・・
既存の屋根の上に、防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材をかぶせる施工方法のことです。「重ね葺き」「カバールーフ工法」と呼ばれることもあります。
屋根カバー工法の最もなメリットは
既存屋根材の撤去処分費が不要ということです!!
葺き替えに比べて工期が短格、古い屋根材の撤去処分費用を省くことができる、更に屋根材が2重になることで断熱性や遮音性が向上します!!
デメリットは、屋根の重さが増すため軽量の屋根材(一般的に金属製)に限られること、下地の劣化が進んでいる場合は勧められないことが挙げられます。また、既存の屋根材と新規の屋根材の間に隙間を作って換気を行う工法は『重ね葺き通気工法』といいます。
重ね葺き通気工法は、既存の屋根材の上に空気の通り道となる通気層を作る工法です。空気層を作るために垂木材や野地板、遮熱シートを設置するためのコストが上がり、やねの荷重も増えますが、屋根遮熱の効果は更に高くなります。
屋根カバー(重ね葺き)に向いている屋根とは
- 既存がスレート、トタン、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングルといった平らな屋根材
- 屋根下地の状態が良い屋根
- 明アスベストを含む屋根材のため、解体廃棄する際にアスベスト対策が必要な屋根
- 天本が大きく遮音性を高めたい。また、遮熱性をUPしたい屋根
スレートや金属、アスファルトシングル屋根といった平坦な屋根材に向く。アスベストが使用されていたころのスレート屋根では、解体時のアスベスト飛散対策やアスベスト廃材処理に手間と経費をかけずに済むため、この工法が多く採用されています。また、住みながら工事が可能で、後期が短くて済み、騒音やほこりが少ないというメリットがあります。また、工事中の雨の心配をせずに屋根改修したいという家にも向いています!!
採用するときの注意点
- 重量が増すためかぶせる屋根材は軽いものに限られる(ガルバリウム鋼板が主流)
- 既存屋根の下地や屋根材の劣化状況によっては葺き替えがおすすめ
- 太陽光パネルが設置されている屋根に施工する際はメーカー保証に注意。また再設置時に重ね葺き屋根に適した架台にする
既存の屋根にもう1枚の屋根材を重ねるため屋根にかかる負担が大きくなることを考慮しよう。屋根下地が部分補修できないほど劣化している場合は下地からやり替える必要があります。また屋根材の痛み具合によっては施工できないこともあります。かぶされる屋根材は、金属、シングルという軽いものに限られていて、主にガルバリウム鋼板が人気です!!
いかがでしたでしょうか?
現在、鋼板高騰価格高騰中で各メーカーから材料の値上げが余儀なくされている状況です?
お早目のご検討をおすすめいたします!!
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