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屋根劣化知識の記事一覧

ガルバリウム鋼板屋根は暑い??断熱性・遮熱性について

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイ葛貫です。 人気のガルバリウム鋼板に屋根リフォームをしようかと悩んでいる方の中で 金属素材は、夏場は屋根から熱が伝わって暑くならないか??と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?! ガルバリウム鋼板を使った屋根リフォームに関心があるが迷っている、そんな方向けにガルバリウム鋼板屋根についてお伝えさせていただきます!!   ガルバリウム鋼板とは? ガルバリウム鋼板とは、表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンのめっき(膜)を施した薄い鉄板です。ガルバリウム鋼板の登場はおよそ40年前で、それまで金属屋根材として主流だったトタン板に比べて錆びにくいというメリットがあり、急速に取って代わりました。非常に軽く、地震発生時の揺れを小さく抑えることができます。また、耐久性が高い、ひびや割れが発生しにくい、燃えない、水がしみこまない等の金属ならではのメリットが多いのです!!金属ながら、非常にさびにくい特徴も持っています。 ガルバリウム鋼板の屋根は暑い? ガルバリウム鋼板は熱を通しやすい材料である金属のため、遮熱性・断熱性が低く、夏の室内が熱くなると聞いてご不安に思う方も多いでしょう。確かに日射の熱を受けるとガルバリウム鋼板自体は熱くなりますから、そのままでは屋根裏に熱がこもりやすくなります。 しかし、近年では太陽光を反射する遮熱性鋼板が使われているものもあり、室内の温度上昇を抑えることができます。また、断熱材の使用で断熱性や遮音性が高まるため、断熱材と一体成型のものも普及しています。 ガルバリウム鋼板を使って屋根リフォームをする場合は遮熱性・断熱性を考慮する必要があります。 ガルバリウム鋼板屋根の遮熱性・断熱性について 『夏は暑そう、冬は寒そう』というイメージでガルバリウム鋼板へ屋根リフォームに抵抗ある方もいるかもしれません。 しかし、ガルバリウム鋼板のそうしたデメリットを解消するために、ガルバリウム鋼板を採用している屋根材メーカーは各社さまざまな工夫を取り入れた製品を販売しています。ガルバリウム鋼板はとても魅力的な屋根材ですから、デメリットを解消する方法を知っていただき、安心してガルバリウム鋼板を使った屋根リフォームをご検討いただければと思います!! おすすめの遮熱性・断熱性のガルバリウム鋼板屋根材の紹介 アイジー工業「スーパーガルテクト」 スーパーガルテクトは、アイジー工業が取り扱う国産の金属屋根材です、ガルバリウム鋼板ではない次世代鋼板でるエスジーエル鋼板が用いられています。 スーパーガルテクトは鋼板の裏側に断熱材が付着している断熱材一体型の金属屋根です。 断熱効果と室内の温度差からもたらす結露抑制の効果が得られます。 耐用年数はおおよそ25年から35年です!! ニチハ『横暖ルーフ』 横暖ルーフとは、ガルバリウム鋼板の屋根材です。ニチハ株式会社が製造、販売を行っており、耐用年数は40~50年もあります。 断熱性や耐候性が高く、長期保証が付いた屋根材なので、設置後も安心して暮らせます。横暖ルーフは粘土瓦の10分の1ほどの重さなので、住宅に負担をかけませんし、軽量なのでカバー工法にもおすすめの屋根材です。 横暖ルーフは、以下の4つのタイプが販売されています。 ①横暖ルーフS→遮断鋼板と断熱材を合わせた屋根材で、耐久性にも優れています。 ②横暖ルーフαS→屋根材のジョイント部分の気密性を高めた構造の屋根材 ③横暖ルーフプレミアムS→フッ素樹脂遮熱鋼板でできた屋根材です。塗料に遮熱顔料を配合することで、断熱性と耐候性に優れた屋根材となります。 ④横暖ルーフαプレミアムS→フッ素樹脂遮熱鋼板でできており、屋根材のジョイント部分の気密性も高めています。 まとめ ガルバニウム鋼板屋根でリフォームを検討されている中で暑さや寒さが不安な方は、断熱材一体型のガルバリウム鋼板製品にすることで断熱効果と遮熱効果の問題は即材に解消します!! 商品価格は当然、断熱材一体型のほうが高いです。工事価格も最優先にして、生活環境が悪化することを考えると、断然に断熱材一体型がおすすめです!! スミタイショールームでは実際の屋根材、模型があるので実際に見て触って頂けたらと思います!! まずは無料診断をご依頼ください!!

2024.03.06 更新

屋根劣化知識豆知識

スレート屋根の特徴やメンテナンス時期について

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!     みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイ日向野です。 スレート屋根とは、セメント素材を薄く平たく固めた屋根材のことで、現在でも日本の住宅で非常に多く利用されています。 屋根は普段見えないのでご自身の屋根がどんな状態になっているか分からない方が多いと思います。 今日はスレート屋根のメンテナンス時期についてお伝えさせていただきます!! スレート屋根とは? スレートは粘土板岩の薄板を使用した屋根材のことで、「スレート瓦」とも呼ばれます。「カラーベスト」と呼ばれる場合もありますが、これはスレート屋根材の商品名です。スレートはデザイン性が高く、薄く軽量で耐震性に優れているのが特徴で、建物の屋根材として広く普及しています。 戸建て住宅で用いられるスレート屋根は、セメントを主成分とする厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根のことで、平べったい板(フラット)の形状をしています。 スレート瓦は、大きく分けて2種類!! スレートと言っても大きく分けて2つの種類があります。それが、「天然スレート」と「化粧スレート」です。 天然スレートとは 天然スレートは、岩石である板岩(ばんがん)から切り出される建築材料の一種です。主に屋根材として使用され、その特徴的な外観と優れた耐久性で知られています。天然スレートは、地殻変動や圧力、高温などの自然力によって形成された岩石であり、非常に薄くて割れにくい特性を持っています。そのため、スレートは屋根材として非常に適しており、世界中で多くの建物で使用されてきました。天然スレートは本物の石をベースにつくられているため、重量があり、しかも非常に高価。あまり一般の住宅向けとはいえません。 ※こちらのブログ内では、スレート=化粧スレートと定義して解説をていきます。 化粧スレートとは 天然のスレートを模倣した合成材料であり、軽量で扱いやすく、多様なデザインや色合いが提供されています。化粧スレートは、天然のスレートと比較して比較的低コストで入手できるため、人気があります。また、天然スレートよりも軽量であるため、施工が容易であり多くの住宅で使用されています。 スレート屋根のメンテナンス時期 一般的なスレート屋根自体の寿命は20~30年で、厚型スレート(セメント瓦)の場合は30~40年が目安とされています。いずれのスレート屋根も定期的なメンテナンスをしないと屋根の劣化に気づくことができず、放置することで劣化も早まります。 メンテナンスの際の主な修繕の内容は、ひび割れの補修・屋根棟の交換・塗装・屋根自体の葺き替えなどがあります。定期メンテナンスを怠って雨漏りに発展した場合は工事費用が高額になることもあるので注意が必要です。 スレート屋根の耐用年数は約20年ですが、経年劣化により定期的なメンテナンスが必要です。しかし耐用年数を超えると、いずれは屋根の葺き替え工事が必要になってきます。ここでは、スレート屋根の劣化症状について解説します。 スレート屋根の劣化症状 色褪せ 基本的に、新築でスレート屋根を採用した場合、約5~7年程度経過したころより、塗装の効果が切れてきて色あせの症状が出始めます。屋根表面の色あせや艶がなくなった…と感じた場合、再塗装工事などのメンテナンスが近づいていると感じましょう。 表面にカビやコケが生える 屋根の色あせを放置してしまうと、塗装の効果が完全に切れてしまいます。そうなると、屋根表面の防水効果が失われてしまい、屋根材が常に吸水した状態になるのです。この状態に、空気中を漂う苔の胞子が付着すると、屋根にコケが繁殖してしまいます。カビは湿気を好みますので、日当たりの悪い屋根面になるとカビの繁殖も考えられます。屋根にコケなどが繁殖してしまうと、スレート材自体を脆くしてしまうため、本来の耐用年数よりもかなり早くダメになってしまう危険があります。屋根表面にコケを見つけた時には、すぐに専門業者に連絡し、メンテナンスを入れてもらいましょう。 屋根材の反り スレート材は、非常に薄く成形された屋根材です。そして、表面塗装が経年劣化してしまうと、屋根材自体が水を吸収するようになり「湿潤⇒乾燥」を繰り返すことで、徐々に反り返ってきてしまう…という劣化症状が出ます。屋根材が反り返っているということは、表面塗装の効果は完全に切れているという意味ですので、できるだけ早く再塗装工事が必要だと考えましょう。放置してしまうと、反りがどんどん大きくなってしまい、台風などの強風で屋根材が捲れてしまう…なんて被害につながります。なお、反りが大きくなるまで放置していた場合、屋根材自体がもろくなってしまいますので、少しの力が加わるだけで割れてしまうような状態になってしまう場合があります。このような状態まで劣化が進行していた場合、再塗装ではなく、カバー工事や葺き替え工事などの大規模メンテナンスが必要です。 屋根材の割れや欠け スレート材は、非常に薄く成形された屋根材ですので、強風で飛ばされてきた硬質な物が衝突して、亀裂が入ってしまう…欠けが生じてしまう…という劣化症状が出る場合があります。数枚程度の割れであれば、その部分のスレート材を交換すれば問題ないでしょう。ただし、スレート材の割れや欠けが複数個所に生じている場合、塗装の劣化などによって屋根材がもろくなっている可能性がありますので、カバー工事などが必要でしょう。 棟板金の浮き   スレート屋根は、屋根材の固定や頂上部分の隙間を埋める目的で棟板金が設置されています。この棟板金は、釘やコーキングで固定されているのですが、経年劣化により徐々に固定が緩んでしまい、屋根材との間に隙間ができてしまうのです。棟板金が浮いてしまうと、台風の強風などで煽られてしまい、板金が吹き飛ばされてしまう…と言った危険があります。実際に、毎年台風の時期になると、棟板金の破損に関するお問い合わせが急増するのです。棟板金は、屋根の頂上部分に生じる隙間を埋めるという役割りがあるため、この部分の劣化は雨漏りにつながってしまいます。定期的に点検を行い、浮きが生じていれば釘を打ち直すなどのメンテナンスが必要です。 メンテナンスしていない…という方がいましたら まずは無料診断をご依頼ください!! まとめ 本日はスレート屋根の特徴やメンテナンス時期についてお伝えしましたが、屋根は、採用している屋根材によって必要なメンテナンスや適切なタイミングが異なります。 したがって、あなたの家が採用している屋根材の特徴をきちんとつかんでおき、どういったメンテナンスが『いつ?』必要になるのかをきちんと頭に入れておくようにしましょう!!  

2024.03.05 更新

屋根劣化知識

強風での屋根(棟板金等)の被害にご注意ください!! |栃木県宇都宮市 屋根リフォーム・雨漏りならスミタイへ

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの大野谷です。 本日は、お客様より「強雨や強風で雨樋が外れてしまった、雨漏りが発生した、板金が落ちた、屋根が破損してしまった」とお問い合わせが入っています。 皆さんのご自宅は、被害はないでしょうか? 強風・強雨での住宅の被害とは?! 風が強い日や強雨、梅雨時期は、住宅等の破損による被害がたくさん出ています。最も被害が多い事例をご紹介いたしますのでご参考に皆さんのご自宅も被害にあわれていないか確認してみてください!! ①強風で雨樋の外れや破損   雨どい(雨樋)は、家にとって大事な部分になっています。雨どい(雨樋)がなくては、雨漏りの原因にもなり、家自体ダメにしてしまいます。 少しくらい壊れていても大丈夫だろう。と、お考えの方もいるかと思いますが、それが後々大きな痛手になってしまう可能性もあります。 ②屋根の板金の剥がれ 強風の影響で屋根の板金が剥がれてしまって、場合によっては飛ばされてしまうという危険な状態にもなる可能性があります!! 屋根棟板金の剥がれの原因 棟板金を固定している釘は、築7~10年程で抜けてきてしまうことが多いです。棟板金の内部にある貫板(木製の板)が腐食してしまったり、棟板金の伸縮などが原因で釘の浮きは発生します。棟板金は金属ですので、気温が高い日中は太陽の熱で膨張します。そのとき、棟板金を固定している釘も一緒に引っ張られます。そして、夜には気温が下がり棟板金は収縮しますが、釘は引っ張られた位置のまま、棟板金のみが収縮します。これを繰り返すことことで、釘が徐々に浮いてきてしまいます。釘が浮いていると、棟板金の固定力が弱まります。固定力が弱まったところに強風が吹くと、棟板金が剥がれてしまう場合があるのです。 ③ポリカパネルの飛散や破損   テラス屋根やカーポートに使用されている波板。波板は台風などの強風で飛ばされることや、経年劣化でバキバキに割れているなんてこともあります。風でバタバタしてしまって音が気になってしまうとう事も多くあります?また、強風による落下物で破損してしまったという被害も多くあります。 ④屋根の一部破損や落下 スレート屋根の一部が外れ落下してしまうという非常に危険な状態になる場合もあります。スレート屋根以外でも、瓦も場合によっては外れてしますなどの被害もあります。 以上、強風による住宅等破損の事例を紹介いたしました。同じ状況や似たような被害が出ている方もいらっしゃると思います。 もし既に被害が出てしまった場合には、まずは無料診断をご依頼ください!! ちょっとした修理で解決する場合もあります。 ここまで屋根についてのご確認のお願いをしてきましたが、間違っても自分で屋根には上ることはしないでください!屋根の上は大変危険です。 まずはプロに点検を依頼しましょう! (2) 台風により屋根の飛散等、被害に遭ったらどうする? とはいえどんなに対策をしても台風の規模によっては、屋根を守り切れないこともやはりあります。そのような際に落ち着いて最善の行動ができるよう、「正解」をお伝えいたします。 屋根修理店に相談⇒現地調査を依頼(⇒保険に入っていれば担当会社へ連絡⇒火災保険から申請)⇒屋根の修理工事 (3) 最悪のケース、損害賠償請求 台風の被害状況によっては損害賠償請求されることがあります。 先述の通り、家の屋根が飛んだ際には、火災保険の申請で、修繕工事費用を負担できることもあります。 ただ、家の屋根が他所の壁にぶつかってしまった、逆に他所の屋根が自宅のカーポートなどに激突し、破損したなどの事態が発生した場合は、対処に迷われるかと思います。 実際に台風シーズンにはみられるケースですので、予め覚えておきましょう! ➀損害賠償が発生しないもの 台風がもたらした被害であれば、損害賠償は発生しません。 これは災害が原因である「不可抗力」である事態であるためです そのため、他所の家が、自宅の屋根ぶつかったことにより破損してしまっても損害賠償は発生しないのです。 状況を確認し、被害に遭われた方に火災保険で修繕してもらえないか相談しましょう。 ②損害賠償が発生するもの 上記のよう原則やむを得ない災害による損害賠償は発生しませんが、災害の有無に関係ない被害であったと認定された場合には損害賠償が発生することもあります。 例えば、定期的な検査を怠っていたことで、すぐに飛びそうなほど劣化・破損していた部分が原因になって被害が発生した場合です。 家の持ち主が注意や安全確認をしていないことが証明された場合には損害賠償が発生します。もしそのような被害に合われた際には証明ができず否認されないように、しっかりと写真等で記録しておきましょう。トラブルを防ぐためにも、防災の一環としてプロにすぐ点検依頼を行うようにしましょう! まとめ 本日は、強風に備えての屋根雨漏り被害の対策についてお話をさせていただきました。やはり一番は、台風が発生する前から定期的にしっかりとメンテナンスをしておくことです!! 結果的に台風の被害を最小限に抑えることができ、工事費用の節約にも繋がります。 ※以前に何度かブログでお伝えいたしましたが、強風後には『屋根がめくれていますよ、浮いてますよ』と突然の訪問営業が多くなる可能性があります!!こちらも過去ブログをお読みいただき、突然の知らない業者の営業にはくれぐれも気を付けてくださいね!! ★雨漏り無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根を状況を確認できます!!  

2024.03.04 更新

屋根劣化知識お知らせ

劣化しているトタン屋根は強風に要注意!!雨漏りの原因に

屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   トタン屋根は昔ながらの家屋や、車庫、倉庫、工場などに使われていることが多い屋根材です。 メンテナンスをしていない場合、古くなって傷んでいたり、釘の固定が緩んでいたりすると突然の強風や台風被害を受けやすく放置しておくと危険な場合もあります。 また、雨漏りも発生する等被害が大きくなってしまいます。 本日は、トタン屋根をどのようにメンテナンスを施すことが適切なのかを解説いたします。トタン屋根の雨漏りに現在お困りの方はもちろん、トタン屋根にお住まいの方で雨漏りに悩まされずに適切に建物をメンテナンスしていきたいという方の参考となれば幸いです。 トタン屋根について 戸建てのトタン屋根というと一般的に「瓦棒屋根」を指すことが多いです。 また古い倉庫や工場、建物になると波型をしている「波板トタン」が使用されていることもあります。 トタン屋根は、薄い鋼板に亜鉛をメッキした「トタン板」を加工して作られています。瓦よりも安く、また施工が簡単なことから、日本では戦後多くの家が屋根材に採用しました。 近年金属屋根としては、亜鉛にアルミニウムを混ぜてサビに強くしたガルバリウム鋼板に取って代わられてきていますが、安価なことから倉庫などではトタンが採用されることがまだ多くあります。 トタン屋根のメリット トタン屋根のメリットは、瓦と比較すると軽量であることです。そして最大のメリットはコストが安いことでしょう。トタンそのものも安価ですが、施工も簡単なため工期が短く抑えられ、建築コストを大きく削減できます。 トタン屋根のデメリット 一方トタン屋根は、金属でできているため熱伝導がよく、断熱性が低いことが大きなデメリットです。夏の直射日光を浴びると家の中に熱気がこもり、エアコンをフル稼働させてもなかなか室温が下がりません。また冬になると外の寒さが伝わって、室温が下がってしまいます。そしてトタンのメッキがはげてきた場合には、サビて穴が空くこともあるため注意が必要です。穴が空いてしまうぐらい劣化が進んだ場合には、トタンを貼り替える、上に新たに屋根を葺くなど大がかりな修復工事が必要になってしまうため、定期的に塗装するなどメンテナンスをする必要があるでしょう。 トタン屋根のよくある台風被害 トタン屋根は施工がしっかりしていればそれほど台風に弱い屋根材というわけではありませんが、古い屋根やメンテナンスをしていない場合には要注意です ①屋根材の一部が剥がれる 屋根材自体が一部が剥がれ飛ばされてしまうケースもあります。施工方法にもよりますが、金属屋根は、釘で1枚1枚の屋根材を固定するスレート屋根などとは異なり、屋根材同士がしっかりと組まれているため比較的外れにくいのが特徴ですが、それでも古くなっている場合やあまりに強い風を受けた場合には飛ばされてしまう場合があります。 ②棟板金が飛ぶ、変形する 特に多いのが、棟板金といって屋根の最も高いところに設置されている板材が飛ばされてしまうケースです。他の場所より飛び出しているため風による影響を受けやすく、少しでも緩みや浮きがあると強風で飛ばされやすいのです。棟板金の被害は多くあるので油断せずに対策する必要があります。 劣化には要注意!!トタン屋根のセルフチェック 強風や台風から被害を防ぐためには、トタン屋根の劣化に気づいて対策をすることが大切です。 まずは自宅の屋根の劣化度合いを一度チェックしてみましょう。 ①錆や穴あきがないか 表面の塗膜が劣化するとサビおよび腐食がしやすい素材です。 ②釘浮きがないか 屋根材を固定している釘やビスなどが緩んでいないかチェックしましょう。屋根材と同様、錆や経年劣化によって釘やビス自体が傷んでいる場合なども要注意です。屋根材が浮いている場合も、強風の被害を受けやすくなります。 傷んでいる場所は台風前に修理しましょう 劣化や破損がある場合には、台風前にしっかりと修理しておくことが大切です。 台風後には修理業者が混みあってなかなか修理が呼べないということもあり、想像以上に直すのに手間がかかってしまうこともあります。 雨漏りや他所への危害などを防ぐためにも、あらかじめ気づいたトラブルには早い段階で対処しておくようにしましょう。 ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根の状況を確認できます!! トタン屋根の雨漏りが自然災害である場合は火災保険が適用されるかもしれません トタン屋根で発生した雨漏りの直接の原因が台風などの自然災害である場合には火災保険が適用されることもあります。しかし長年の劣化やメンテナンス不足による劣化などが原因の場合は対象とはならないためご注意ください。 まとめ トタン屋根は通常の鋼板よりは錆びにくいですがこまめにメンテナンスを行わないと錆によって劣化し、穴あきや強風によるめくれなどで雨漏りを起こしてしまいます。まだ雨漏りしていない方はそうならないようにこまめなメンテナンスを行うこと、すでに雨漏りしてしまっている方は雨漏り被害を最小限にとどめ、屋根本来の役割を果たせるよう適切なリフォームを検討するようにしましょう。        

2024.02.20 更新

屋根劣化知識

雪による雨樋の被害に注意!!

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   今年は「暖冬」と言われていますが、今年も雪が降りましたね。 突然の雪で交通状況や様々な被害も発生しやすくなります。 その大雪によって、雨樋やカーポート、屋根が壊れてしまう被害が発生します。 その中で1番壊れやすいのが雨樋なんです! 「え、雪で壊れるの?」と、思われる人もいらっしゃっるかもしれません。 今回は雪で壊れてしまう理由を実例なども交えながらご紹介します。 積雪で雨樋が破損してしまう原因とは? 1.雨どいに降り積もった雪の重みで破損 特に太陽光パネルを設置している住宅であれば、降り積もった雪が非常に滑りやすくなっており、勢いよくズレ落ちてしまうことで、雨樋が大きく破損してしまう…なんてことも多いです。雨樋は、屋根に落ちた水を適切に排水するのが目的ですので、これが破損してしまうと、雨漏りの原因となってしまいます。例年の冬であれば、そこまで雪が降らない…という地域に住んでいる方でも、大雪が降った際には雨樋が破損していないかきちんと点検するようにしましょう。 2.雪の重みで金具が破損し、傾斜がズレてしまう… 多くのお家の屋根は傾斜があるので、雪の重さに速度も加わるので雨どいにかかる負荷は相当なものです。 雨どいは構造上、屋根に降った雨水を集めて地面まで流すという排水の役割があるため、どうしても屋根から滑り落ちた雪の影響を受けやすいです。 そのため、雨どいの変形・破損・落下が起こる可能性があります。 雨樋の雪対策について 予想外の大雪などが降っても、雨樋に被害を出さないようにするため、行っておきたい雪対策からご紹介しておきましょう。 1. 雨樋の点検を行い、ゴミなどがある場合には、キチンと清掃を行う 山に面している、庭に雨樋より高い木があるなどといった住宅であれば、雨樋上に落ち葉がたくさん落ちていて、水の流れが悪くなっている可能性があります。 2.雪止めを設置する 雨樋が破損した場合はすぐに修理しましょう! 雨樋というものは「屋根に落ちた水を適切に排水するために取り付けられる物」であり、非常に重要な部材の一つです。しかし、一見なくてもよさそうに見える地味な部品であることから、破損してもそのまま放置してしまう…という方が非常に多いのです。 雨樋は傾斜のズレなど、本当に小さな劣化が雨漏りにつながることがあるなど、一般の人では気づくことすらできない不具合も少なく無いのです。 突然の修理で費用が...と困ってしまう方が多いと思いますが、雨樋が破損した際は、火災保険の内容等により異なりますが「火災保険」を利用して雨樋を直す事が出来ます!! 毎年、保険を使用して雨樋交換工事を行う方が多くいらっしゃいます。 まとめ 雨樋に関しては、雪以外にも強風などによって破損してしまうことも多いので、台風や春一番などの季節的な強風の後は点検しておくのがオススメです。 ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!

2024.02.06 更新

屋根劣化知識

宇都宮市で棟板金が飛散!! 樹脂製貫板タフモックで強い棟板金へ

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   今回は、宇都宮市でアパート屋根が強風で棟板金が飛ばされてしまい棟板金工事をしたとき様子と 使用した『 樹脂製貫板』についてご紹介したいと思います。 栃木県宇都宮市 アパート屋根塗装・棟板金交換工事 After Before 今回の工事では、火災保険が適用されますので「火災保険を利用して屋根のリフォームをしたい」と考えている方にも参考になる内容となっています。 棟板金被害状況~現場調査の様子~ 宇都宮市にあるアパートの屋根の様子です。 板金が浮き上がってるのは、ほんの少しだと思うかもしれませんが、この程度でも棟板金が飛んでしまうほどの被害へと発展する可能性があります。板金の中には貫板という木材があります。 ほんの少しの板金の浮き上がりでも、雨水が侵入すれば木材は腐ってしまいます。 貫板が見えている状態です。黒く変色しているところがありますが、この状態では強度が低下しています。 これは棟板金が浮いたことで雨水が浸入し、湿気によって腐敗したことが原因でしょう。 板金の中には貫板という木材があります。ほんの少しの板金の浮き上がりでも、雨水が侵入すれば木材は腐ってしまいます。そのため、このような症状を発見したときには、早めに修理をすることが大切です。 ※強風などの自然災害による建物被害は、火災保険が適用されるので、保険を使って修理をすることが可能です。 貫板とは 屋根の部位において「貫板」はどういったもので、どんな役割を果たしているのでしょうか。ここではまず貫板について紹介していきます。 屋根の中でも「棟」と呼ばれる部分は屋根の頂上部分を指す言葉で、もっとも高い位置に水平になっている部分です。「棟板金」はその棟の頂点に設置する部位です。 その棟板金を屋根にしっかりと固定するために設置するのが「下地材」「貫板」です。特に棟板金は家の頂上という位置にあるため、風や雨の被害を受けやすく、劣化しやすい部位でもあるので、その負担を軽減するためにも貫板は必要となるのです。 もちろん、貫板も湿気や経年劣化などで劣化していき、ひび割れすることがあります。貫板が破損するとそこに固定している板金も外れやすくなるので注意しなければいけません。 木材の貫板 最近は金属屋根や樹脂製のものが増えてきていますが、まだまだあちこちの部位で木製のものが使われています。 貫板も同様で、棟板金の下地として使用されるのも木製のものが多くありました。貫板には木材の中でも特に「杉」が多く使われてきたのですが、これは日本で幅広い地域に分布していることや、軽い、加工しやすいといった点がメリットとなったためです。 メリットの多い木材の貫板ですが、逆にデメリットも存在しています。大きなデメリットとしては、「水を吸収しやすい」ということがあります。屋根は雨の被害を受けやすいのですが、屋根材よりも木材の方が水分を吸収しやすいという特徴があるために水分によって劣化が早くなりがちです。棟板金を支える下地としての貫板が水分によって腐食していくと板金を固定している釘も抜けやすくなってしまいます。固定力が弱まるとそれだけ土台としての役割を果たせなくなってしまうのです。 棟板金の下地として支えていくべき貫板が腐食していく原因としては棟板金の継ぎ目や釘穴から水が内部に侵入するということがあります。こうした棟板金や固定している鉄の釘は金属ということもあり、昼間の太陽光の高温によって熱膨張し、夜に気温が低下すると収縮するということを繰り返します。膨張と収縮を何度も繰り返すことによって釘が抜けやすくなり、釘穴からは雨水などが侵入しやすくなるのです。屋根の上は外部から確認するのが難しいため、気が付いた時には棟板金から釘が抜けているということがあります。 強風に強い樹脂製貫板タフモックについて 木材でできている部材は水を吸うという性質があるため腐りやすい、腐食しやすいというご説明をしましたが、樹脂製の建材は水に強いために雨水を吸収して腐食するということがありません。こういった特徴を持っていることで、安定して長期間にわたって強く屋根材を固定することができるようになるというのが樹脂製貫板のメリットとなります。 タフモック メーカー:ケイミュー ポリスチレンにゴムを添加・発砲した、ハイインパクトポリスチレンを主材に使用。軽量で耐久性が高い部材です。 タフモックはプラスチック樹脂製の貫板ですので、水分を吸収しにくいというメリットがあります。木材の貫板と比較すると腐食しにくいために釘が抜けてしまったりするということも防ぐことができます。釘が抜けてしまうと板金の固定が弱くなり、棟板金が落下してしまったりすることもありますし、釘穴から雨水が侵入するという危険性もあります。 水分によって腐食しにくいということはシロアリが発生するということも抑えることにつながります。こうしたリスクを軽減することができるのがタフモックなのです。 タフモックの施工 タフモックを貫板として使用する際には鉄の釘ではなく、ステンレス製のビスで固定をしていきます。これは棟板金の固定強度を高めるためでもあります。 タフモックをしっかりと固定して設置をし、その上から棟板金を設置してビスで固定をすると交換工事自体は終了となります。継ぎ目などに忘れないようにコーキング材を注入し、雨水が侵入しないようにします。こうしてタフモックの取り付け工事が完了となります。 まとめ 本日は樹脂製貫板のタフモックについてお話をさせていただきました。今まで台風などの強風によって棟板金が外れてしまったことがある、棟板金がすでに浮いていていつ飛ぶか心配という方は、タフモックを利用した棟板金の交換をしてみてはいかがでしょうか。タフモックを利用することで、長く安心して生活できる屋根となるでしょう。 ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!

2024.01.19 更新

屋根劣化知識

雨漏りの原因に!?瓦屋根に大切な棟瓦積み直し工事について

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの浅田です。 屋根瓦と聞くとメンテナンスいらずで長く持つというイメージはないでしょうか?? 高い屋根材で、50年以上持つとも言われています。しかし、地震や台風などがあった際に点検や修理のお問い合わせをいただくことが多いのも瓦屋根です。瓦を屋根に施工するための建材にも寿命がありますから、瓦そのものが丈夫でもずっとノーメンテナンスというわけにはいかないのです。 また瓦屋根の中でも頂部にある棟瓦は雨風の影響を受けやすく、経年で雨漏りの原因になりやすい部分です。 ず、経年劣化や地震、台風により棟瓦に歪みや崩れがおきてしまったら、一度棟瓦を解体し新しく棟瓦を積み直す工事が必要となります。 本日は、棟瓦の積み直し工事についてお話をさせていただきます。 棟瓦(むねかわら)はどこ? 「棟瓦(むねかわら)」とは、瓦屋根の頂上部に位置する瓦を指します。屋根面の繋ぎ目に使用されるため、雨風を防ぐ重要な部位になります。和瓦屋根では、棟部分に熨斗瓦と棟瓦を数段積んで「棟積み」を行います。棟積みの最上段に使用する瓦のことを指して、棟瓦と呼びます。 棟瓦積み直し工事とはどんな工事? 冒頭でもお伝えしましたが棟瓦は雨風の影響を受けやすく、経年で雨漏りの原因になりやすい箇所です。 棟瓦を一度解体し、造り直すのが「棟瓦取り直し(積み直し)」と呼ばれる工事です。 瓦棟の積み直し工事の時期やサインについて 棟積み直し工事は、以下のサインが見られたら検討しましょう。 棟全体が曲がっている 2階の窓から1階の屋根が見える造りのお住まいであればご覧になれるかもしれません。棟は真っすぐ施工されるものです。それが曲がったりうねったりしていると、棟が崩れる原因になります。こちらも早めに修理すると安心です。 棟の瓦がずれたり外れたりしている 棟を構成する瓦がなんだかガタガタとしてずれている。棟瓦の固定力が落ちているときの症状です。地震や風など、強い力が加わった際に瓦が落ちたり崩れたりすると危険です。早めに修理を検討しましょう。 漆喰の変色・剥がれ等 漆喰が傷んでくると、まずは変色が見られ、さらに時間が経過するとひび割れ、さらに剥がれと問題が進んでいきます。他にも漆喰部分に苔や藻などが繁殖することもありますので、これらの問題が見られた場合は漆喰補修が必要です。 銅線の外れや切れ 棟に積まれた瓦は銅線で固定されていますが、銅線も何十年も持つものではないので定期的に交換が必要です。緩みや切れが発生すると、いずれ瓦がずれ、最終席には棟が崩れてしまいます。 棟積み直し工事の工法 棟積み直し工事には、ガイドライン工法やポリフォーム工法などがあります。 ガイドライン工法 ガイドライン工法は、昔からある瓦屋根づくりの技術に対して、科学の力を加えた工法です。 ポリフォーム工法 ポリフォーム工法は、従来使われていた釘やビスに代わって強力な接着剤を使用した工法です。 業者によって取り扱っている工法が異なるため、どんな工法の取り扱いがあるかは事前に確認しておきましょう。 瓦棟工事の施工事例はこちら 実際の棟積み直し工事の流れは施工事例をご覧ください!! 瓦屋根は定期的な漆喰補修で長持ちします 瓦棟積み直し工事についてご紹介しましたがそもそも棟取り直しが必要な状態、つまり棟瓦の固定力が弱まった状態になるまでには、棟を構成する部材の劣化があり、そのほとんどは漆喰の劣化から始まります。漆喰が傷んで剥がれ落ちれば、空いた隙間によって中の土を風雨に晒すことになり瓦を支える土が削られてしまうため、棟瓦が内部からどんどん弱くなってしまうのです。 そこで有効なのが漆喰補修工事です。漆喰の傷みが軽度なうちに補修をしておけば、雨漏りや瓦のずれ・落下を予防することができます。 漆喰工事の施工事例 瓦屋根に使われる漆喰は10年もすると劣化し始めます。ひび割れ、漆喰の塊が落ちている等の賞状に気が付いた時は漆喰補修をご検討下さい。 まとめ 瓦屋根の中でも棟部分はデリケートな箇所です。経年で気づかないうちに固定力が弱まり雨漏りを引き起こします。棟瓦の歪みやずれ、崩れがある際はお早めにスミタイへ無料点検をお申し込みください。 ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!

2023.12.21 更新

屋根劣化知識雨漏りについて

屋根工事訪問営業注意

屋根浮いてますよと言われた…対処法や注意点について

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの葛貫です。 最近、こんな経験ありませんか? 自宅のチャイムがピンポーンと鳴り出てみると 「近くで工事をしている者なのですが、屋根が浮いてるのが見えました。このままだと雨漏りしてしまいますよ…」 と言われた経験ありませんか? 「瓦が割れていますよ」「笠木が浮いている」「棟板金の釘が浮いている」等々…。 ここ数週弊社で工事をしていただいたお客様から「突然業者がやってきて屋根が浮いていると言われた。不安だから一度見に来てほしい」というご相談やお問い合わせが非常に多く来ています。 実際にお伺いしますが、問題がないことがほとんどです。 特に直近で、ゲリラ豪雨、強雨、強風が実際にあったので、「お宅の屋根が浮いている、剥がれている」と言われれば「台風の風が強かったから、うちの屋根が飛んでしまったのかも」と不安になってしまうのは当然だと思います。 以前からブログでお話をさせていただいていましたが、本日改めて「屋根浮いてますよ」と言われた場合の対処法や注意点についてお伝えいたします。 そもそも屋根が浮いているとはどこなのか? 「屋根が浮いている」と指摘する箇所は、屋根の板金部分を指していることがほとんどです。この板金は「棟板金」と呼ばれるもので、屋根面の重なる棟部分を覆い、雨水を浸入させないような役割を果たしています。 棟板金の浮きは、固定用の釘が抜けてくることで発生しやすくなります。固定釘は板金野内側にある下地の「貫板」と呼ばれる木材に打ち込まれていますので、板金が頑丈でもこの貫板が湿気や雨水の吹き込みで傷んでしまっては固定が難しくなります。浮いた棟板金は強風に煽られると飛散する恐れもあり、そうなると雨漏りが発生する可能性も大きく高まります。これからの9月などで増える台風の被害に備えておくためにも、一度点検を行っておくことがオススメです! ただ、指摘を受けたという場合、どうやって屋根の頂上が見えたのだろうという状況も存在します。悪質な業者は点検と称して屋根に上り、わざと棟板金を浮かせて写真を撮るといったケースもあります。 本当に、屋根の板金が浮いている状態にある場合は修理が必要な状態です。 しかし、悪徳な飛び込み営業・訪問販売業者が言う決まり文句は「屋根の板金が浮いている」です。 この場合、屋根の板金が浮いていてもいなくても指摘してきます。 結論、屋根が実際に壊れていてもすぐに雨漏りすることはありませんのでご安心ください。 屋根が浮いていると言われた時の注意点 ①屋根に上らせないこと 屋根には絶対に業者を上げてはダメです。突然、屋根の板金が浮いていると言われても何のことかわかりませんし、見えないことも多いです。 他のところも含めて屋根を点検すると言って、訪問販売業者は屋根に上がろうとします。 業者を屋根に上げてしまうと、不具合がないのに修理が必要と言われたり、屋根材をわざと壊されたりするリスクがあるからです。 ご自宅の屋根は当然ながら下からでは見えません。見えないところを指摘されれば不安になります。悪意を持ってその不安につけ込むのが悪徳業者です。 ②当日契約は絶対にしないこと 当日契約はトラブルの原因になりかねません。 悪徳業者は、あなたに時間を与えずにその場で契約書にサインや印鑑を押させるための巧妙な話術を使います。 恐怖心を煽るような言葉を使って、「すぐに修理しなければ雨漏りがする」、「板金が飛んで人に当たる危険性がある」などと言いだします。 さらに「今だけのキャンペーン」や「期間限定の割引」という言葉にも注意が必要です。 ③必ず名刺をもらうこと 必ず突然訪問してきた業者には名刺をもらいましょう。「今は名刺もってないので後日また伺います」という業者が多いようです。 また、名刺があってもネットで検索をすると会社名がでてこない所在地がない、県外であるという事も多いのです。 正しい断り方について 突然家に来て、「屋根が浮いている、このままだと雨漏りがする」と言われると不安になり、どう判断すればいいかどう断ればいいか分からいですよね… 訪問してきた業者の言われるままにするのではなく、次のように言ってみるのはどうでしょうか。 「教えてくれてありがとう、知り合いに屋根屋さんがいて頼んでみるので大丈夫です」 弊社で工事をされたOB様でしたら「まずは、工事をしてもらった業者さんに点検依頼と相談してみます」 といえば大抵の業者は引き下がります。本当にそのような人がいなくても大丈夫ですし、問題もありません。 このくらい、簡単な返答で大丈夫です。 ポイントは「屋根屋さん」と言ってください。 間違っても「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってはいけません。 屋根修理は大工さんや塗装屋さんでは出来ません。屋根屋さんいわゆる板金屋さんのお仕事になります。 「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってしまうと屋根専門じゃないから屋根修理はできないですよと言われてしまい業者のペースに乗せられてしまいます。 まとめ 「屋根が浮いている」と言われた場合の注意点と対処法についてお話をさせていただきましたが、まとめの一言は突然訪問してきた業者に「屋根に上げないこと」です!! 中には親切に指摘してくれた業者もあるかもしてませんし、もちろん100%屋根に不具合がないとは言い切れませんが、被害に遭われている方が大半ですのでご注意ください。 最近はあまりにも「この記事のパターン」で訪問営業をする人が増えており、弊社でも時間と労力、なによりもOBのお客様にご不安をお掛けしている問題を抱えています。 弊社OBのお客様に限らず、この記事をご覧になったことがきっかけとなり、被害に遭わずに済むことに繋がれば幸いです。   ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!

2023.11.06 更新

屋根劣化知識お知らせ

雨樋修理にかかる費用はいくら?!

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの大野谷です。 雨樋(あまどい)が劣化してきている、あるいは破損して気になっているけれども、修理にどれくらいの費用がかかるのかわからず不安に思ってはいないでしょうか。 そこで今回は、雨樋(あまどい)の修理や交換に必要な費用や雨樋(あまどい)が壊れる原因や修理するときのポイントとあわせて詳しく紹介していきます。 雨樋(あまどい)の破損を放置すると、家そのものにトラブルを引き起こす可能性もあるため、この記事を参考に、早めに修理するようにしてください。 まず、雨樋の役割とは 樋(とい)・雨樋(あまどい)とは、屋根面を流れていく雨水を集めて、下水や地上へ誘導する設備のことです。 腐食の原因となる雨水が、住宅に侵入することを防ぐ重要な役割を果たします。雨樋がないと、屋根から外壁に雨水が直接流れていくことになるため、外壁がすぐに劣化してしまいます。さらに、屋根から地面に直接水が落ちていった場合にも、住宅物の基礎が老朽化しやすくなるのです。 雨樋は、普段はあまり気にすることがない箇所かもしれませんが、実は住宅全体を守るための、大切なものなのです。 雨樋修理の費用相場と修理内容について 雨樋の部分的な修理や交換費用 相場費用3万~5万円 雨樋全体の交換費用 相場費用 20~40万円 雨樋修理の足場代 雨樋修理の足場の費用相場は10万〜20万になります。 部分足場や全面に足場を組む場合は費用は前後します。     雨樋修理に足場は必要なのか? 雨樋修理だけであっても、足場設置は必要です。 第一節 墜落等による危険の防止 (作業床の設置等) 第五百十八条 事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行な う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法によ り作業床を設けなければならない。 2 事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に要求性能墜  落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。 上記は厚生労働省が作成した労働安全衛生規則の引用ですが、高さ2メートル以上では足場の設置などの危険防止措置の必要性について記載されています。 1階屋根でも高さは2メートル以上あります。 また、雨樋は屋根の先端に設置されているので屋根の勾配に関係なく、屋根からの作業は危険なので行いません。 足場設置が必要な理由について ①安全確保 雨樋は、屋根と壁・軒天の取合部に設置されているので、屋根からでは作業ができません。 地面から作業するには高すぎて届きません。 また、はしごを掛けて作業するにもはしごが雨樋にあたるため、雨樋修理の作業が不安定となり、落下リスクが高まります。 安全に作業するためには、足場は必要となります。 ②品質の向上 落下する危険を感じながら雨樋修理をしようとしても、しっかりと修理を行うことはできません。 中にはご自身で修理を検討される方もおりますが、雨樋を自分で修理するのは基本的におすすめできません。道具や材料はホームセンターで揃いますし、高さや場所によっては足場がなくても手が届きますが、危険です。 雨樋修理に足場が不要なケースとは 高さが2m未満の雨樋の修理工事 平坦で勾配のない屋根で作業ができる内樋の修理工事 梯子や脚立などで作業ができる1階の雨樋の修理工事 3つの条件に当てはまることはまれですので、雨樋修理を行う際には、足場を設置しまよう。 雨樋の破損や詰まりは早めの修理を 雨樋の経年劣化による破損や、ゴミなどの詰まりがある方は雨樋修理をお早めにしましょう。     雨樋修理を検討している方は、まず無料診断お見積りをご依頼ください!! ★無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!

2023.10.19 更新

屋根劣化知識

代表からのメッセージ

代表取締役社長千葉 猛

安心した自社一貫管理体制のもとで本物の外装工事を お客様にご提供します

はじめまして、外壁屋根の外装専門店「株式会社 住泰」代表の千葉 猛と申します。

屋根リフォームや板金は技術で決まる。この一点を思いながら屋根リフォーム業を手掛けてきました。
お客様の本当の満足は何なのか?を考えると。屋根に葺き替えや板金工事を通していかに家をいかに長持ちさせるかだと考えています。
板金工事と葺き替え工事は作り手の職人さんによって品質は変わります。ですから、弊社では徹底的に自社管理施工と品質にこだわり本物の屋根リフォームにお客様にご提供したいと考えています。


そして近年では「塗装・屋根工事専門店」などと謳う会社が増えておりますが、塗装は専門であっても屋根工事は専門でない場合がほとんどですので注意が必要です。
商品・診断方法・施工方法などの知識がなく、経験不足のまま工事を進める会社が本当に多いため、業界の課題であると感じております。
また、リフォーム市場が大きくなるに比例して工事業者も増えたため、仕事欲しさに安売りをする業者が増えました。
そのような金額重視の営業をする業者は、利益を残すために手抜きをする可能性が非常に高いため注意が必要です。
安いものには安いなりの理由が必ずありますので、これも業界の課題であると言えます。

住泰は塗装・板金・瓦・防水工事など、お家の「外装に特化した専門店」です。
皆さまの大切なお家を守るために、最適な外装工事をご提案させていただきます。
本物の外装工事をご提供させていただきますので、是非一度ご相談ください。

屋根専門ショールームでお待ちしています!

屋根工事・屋根塗装・屋根リフォーム対応エリア

  • 栃木県全域対応!お気軽にお問い合わせ下さい!

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