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雨漏り修理、雨漏り補修|屋根リフォームメニュー|栃木県小山市の屋根リフォーム・屋根板金・雨漏りならスミタイ

プロが教える雨漏りの原因をランキングで紹介!放置すると危険なサインとは?

  「天井にシミが…」「壁紙が剥がれてきた…」そんな症状に心当たりがある方は、雨漏りが進行している可能性があります。 雨漏りは「屋根から水が垂れてくる」というイメージを持たれがちですが、実際の原因はさまざま。放置しておくと住宅全体の劣化を早め、大きな修繕費用がかかってしまうケースもあります。 この記事では、雨漏りの原因として多いポイントをランキング形式でご紹介します。プロの視点から、予防や早期発見のヒントも解説します。   ここが原因!!雨漏り原因ランキング 雨漏りの原因 第1位 ~屋根材の経年変化による防水性能の低下~ 屋根材は、長年にわたり日光や風雨にさらされることで、徐々に防水性能が低下していきます。例えば、スレートや金属製の屋根材では、表面の塗膜が剥がれたり、ひび割れが生じたりすることがあります。これらの変化により、雨水が屋根内部に浸入しやすくなり、雨漏りの原因となります。定期的な点検と適切なメンテナンスが、屋根材の防水性能を維持するために重要です。 雨漏りの原因 第2位 ~防水シートの劣化による雨水の浸入~   屋根材の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)は、建物内部への雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。しかし、経年劣化や施工不良により、防水シートが破れたり、接合部が剥がれたりすることがあります。特に、紫外線や温度変化の影響を受けやすい環境では、劣化が早まる傾向があります。防水シートの状態を定期的に確認し、必要に応じて補修や交換を行うことが、雨漏りの予防につながります。 雨漏りの原因 第3位 ~屋根の頂部にある棟部材の不具合~ 屋根の頂部に位置する棟(むね)部分は、屋根面同士が交わる重要な箇所であり、雨水の侵入を防ぐために棟板金などの部材で覆われています。しかし、強風や地震などの影響で、棟板金が浮いたり、固定している釘が緩んだりすることがあります。また、棟部材の接合部に使用されているコーキング材が劣化すると、隙間から雨水が浸入し、雨漏りの原因となります。棟部材の定期的な点検とメンテナンスが、雨漏りの予防に効果的です。 雨漏りの原因 第4位 ~バルコニーやベランダの防水層の劣化~ バルコニーやベランダの床面には、防水層が施されていますが、経年劣化や紫外線、風雨の影響により、防水性能が低下することがあります。特に、シート防水やウレタン防水などの防水層では、表面のひび割れや剥がれが発生しやすく、雨水が建物内部に浸入するリスクが高まります。また、排水口の詰まりや、手すりとの接合部の隙間も雨漏りの原因となることがあります。定期的な清掃と防水層の点検・補修が、雨漏りの防止につながります。 雨漏りの原因 第5位 ~天窓や窓枠周辺のシーリング材の劣化~ 天窓や窓枠の周辺には、雨水の浸入を防ぐためにシーリング材(コーキング)が施されています。しかし、シーリング材は経年劣化により、ひび割れや剥離が生じることがあります。特に、天窓は屋根面に設置されているため、雨水の影響を直接受けやすく、劣化が進行しやすい箇所です。シーリング材の劣化を放置すると、雨水が建物内部に浸入し、天井や壁にシミやカビが発生する原因となります。定期的な点検とシーリング材の打ち替えが、雨漏りの予防に効果的です。 雨漏りの原因 第6位 ~外壁のひび割れや劣化~ 外壁材に生じるひび割れや劣化は、雨水の浸入経路となり得ます。特に、モルタルやサイディングなどの外壁材は、経年劣化や地震などの影響でクラックが発生しやすくなります。これらの隙間から雨水が侵入し、内部の断熱材や構造材を濡らすことで、雨漏りの原因となります。定期的な外壁の点検と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第7位 ~外壁と屋根の取り合い部の不具合~ 外壁と屋根が接する部分(取り合い部)は、構造上、雨水が溜まりやすい箇所です。この部分の防水処理が不十分であったり、経年劣化により隙間が生じたりすると、雨水が建物内部に浸入する可能性があります。特に、下屋(げや)と呼ばれる1階部分の屋根と外壁の接合部は、雨漏りが発生しやすいポイントです。 雨漏りの原因 第8位 ~雨樋の詰まりや破損~ 雨樋が落ち葉やゴミで詰まったり、破損していたりすると、雨水が適切に排水されず、屋根や外壁に溢れ出すことがあります。これにより、建物内部への雨水の浸入が発生し、雨漏りの原因となります。定期的な雨樋の清掃と点検が、雨漏り予防には欠かせません。 雨漏りの原因 第9位 ~屋根裏の換気不足による結露~ 屋根裏の換気が不十分だと、室内外の温度差により結露が発生し、天井や壁に水滴が付着することがあります。これが雨漏りと同様の被害を引き起こすことがあり、特に冬場に多く見られます。屋根裏の換気口の設置や、断熱材の適切な配置が、結露による雨漏りを防ぐポイントです。 雨漏りの原因 第10位 ~ベランダの排水口の詰まり~ ベランダの排水口がゴミや落ち葉で詰まると、雨水が滞留し、防水層を超えて建物内部に浸入することがあります。これにより、階下の天井や壁に雨漏りが発生する可能性があります。定期的な排水口の清掃と点検が、雨漏り防止には重要です。 雨漏りの原因 第11位 ~配管周辺の防水処理の不備~ エアコンや換気扇などの配管が外壁を貫通する部分は、防水処理が不十分だと雨水の浸入経路となります。パテ材の劣化や施工不良により、隙間が生じることがあります。これらの箇所の防水処理を適切に行うことが、雨漏り予防には欠かせません。 雨漏りの原因 第12位 ~屋根の谷部の板金の劣化~ 屋根の谷部(屋根と屋根が交差する部分)に設置されている谷板金は、雨水が集中する箇所です。この板金が錆びたり、穴が開いたりすると、雨水が建物内部に浸入する原因となります。谷板金の定期的な点検と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第13位 ~外壁のコーキングの劣化~ 外壁材の継ぎ目や窓枠との接合部に施されているコーキング(シーリング)は、経年劣化によりひび割れや剥がれが生じます。これにより、雨水が建物内部に浸入する可能性があります。コーキングの定期的な点検と打ち替えが、雨漏り防止には効果的です。 雨漏りの原因 第14位 ~屋根材のズレや破損~ 強風や地震などの影響で、瓦やスレートなどの屋根材がズレたり、破損したりすることがあります。これにより、雨水が屋根内部に浸入し、雨漏りの原因となります。屋根材の定期的な点検と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第15位 ~屋根の棟板金の浮きや剥がれ~ 屋根の頂部に設置されている棟板金が、経年劣化や強風の影響で浮いたり、剥がれたりすることがあります。これにより、雨水が建物内部に浸入し、雨漏りの原因となります。棟板金の定期的な点検と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第16位 ~屋根の軒先の劣化~ 屋根の軒先部分は、雨水や紫外線の影響を受けやすく、劣化が進行しやすい箇所です。軒先の破風板や鼻隠しが劣化すると、雨水が建物内部に浸入する可能性があります。軒先の定期的な点検と、必要に応じた補修が雨漏り防止には効果的です。 雨漏りの原因 第17位 ~屋根のケラバ部分の不具合~ 屋根の端部であるケラバ部分は、風雨の影響を受けやすく、雨水の浸入経路となりやすい箇所です。ケラバの板金や瓦がズレたり、破損したりすると、雨漏りの原因となります。ケラバ部分の定期的な点検と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第18位 ~屋根の雪止め金具の取り付け不良~ 雪止め金具が適切に取り付けられていない場合、屋根材に負荷がかかり、ひび割れやズレが生じることがあります。これにより、雨水が建物内部に浸入し、雨漏りの原因となります。雪止め金具の取り付け状態の確認と、必要に応じた補修が重要です。 雨漏りの原因 第19位 ~屋根の通気層の不具合~ 屋根の通気層が適切に機能していないと、湿気がこもり、結露が発生しやすくなります。これにより、屋根内部の木材が腐食し、雨漏りの原因となることがあります。通気層の適切な設計と施工が、雨漏り防止には欠かせません。 雨漏りの原因 第20位 ~屋根の下地材の劣化~ 屋根材の下にある野地板や垂木などの下地材が、経年劣化や湿気の影響で腐食すると、屋根全体の強度が低下し、雨漏りの原因となります。下地材の状態を定期的に点検し、必要に応じた補修や交換が重要です。   雨漏り修理の費用相場 雨漏り修理の費用は、修理する部位や建物の構造、使用する材料、被害の範囲などによって大きく変わります。部分的な補修で済むケースもあれば、屋根全体や内装まで大規模な工事が必要になる場合もあります。ここでは、代表的な修理箇所別に、相場の目安とともに、どのような工事が含まれるかを詳しく解説します。   屋根の修理費用 簡易補修(瓦のズレ直し・コーキング補修など):3万円~10万円程度  ⇒瓦やスレートが一部浮いている、ひび割れているといった小規模な修理に対応するケース。足場を設置せずに行える工事の場合は比較的安価で済みます。   中規模補修(棟板金の交換、防水シートの一部張り替えなど):10万円~50万円程度  ⇒雨漏りの範囲が広がっている場合や、棟板金のサビ・剥がれなどが見られる場合に必要です。   屋根の全体改修(カバー工法や葺き替え):80万円~200万円程度  ⇒築年数が経過しており屋根全体の劣化が進んでいる場合、部分補修では再発リスクがあるため全面的な工事が推奨されます。使用する屋根材によっても費用が変動し、ガルバリウム鋼板なら比較的安価、瓦は高額傾向です。   天井・内装の修理費用 クロス張り替え、ボード交換など軽度な修繕:5万円~15万円程度  ⇒天井からの水漏れでクロスにシミが出たり、石膏ボードがたわんでいる場合に行います。見た目の回復が主な目的です。   断熱材の交換や木材の腐食補修を伴う工事:20万円~40万円程度  ⇒長期間にわたって雨漏りが発生していた場合、天井裏の断熱材が濡れてカビていたり、構造材が腐食しているケースがあります。   ベランダ・バルコニーの修理費用 排水口の清掃、部分的なコーキング補修:3万円~10万円程度  ⇒ゴミ詰まりによる水たまりが原因の雨漏りに対処する簡易な作業です。   防水層の再施工(ウレタン防水・FRP防水など):15万円~40万円程度  ⇒表面のひび割れや下地の浮きが目立つ場合、防水層をすべて塗り直す工事が必要です。面積や使用する防水材により価格が変動します。   外壁の修理費用 ひび割れ補修・目地のシーリング打ち直し:5万円~30万円程度  ⇒サイディングの継ぎ目や窓回りのコーキング劣化が原因の場合に多く、外壁塗装前の下地処理として行われることもあります。   外壁材の交換(広範囲の損傷や剥離):80万円~150万円程度  ⇒漏水が長期間続いたことによって外壁材の内部にまでダメージが及んでいるケースでは、張り替えが必要になります。 窓枠・天窓の修理費用 シーリング補修・窓回りのコーキング:3万円~10万円程度  ⇒パッキンやゴムの劣化、隙間からの浸水が見られる場合は、部分的なシール打ち替えで対応可能です。   天窓の交換:20万円~30万円程度  ⇒天窓本体のひび割れ、ガラス破損、周辺の防水処理が不十分な場合には本体交換を要します。足場設置費や施工費込みの価格帯です。   雨漏り修理における火災保険の適用条件 雨漏りが発生した場合、修理費用の一部または全額を火災保険で補償できる可能性があります。ただし、すべての雨漏りに保険が適用されるわけではなく、補償対象となるためにはいくつかの重要な条件を満たす必要があります。ここでは、火災保険が適用される具体的なケースと、申請時の注意点について詳しく解説します。   適用されるのは「突発的な自然災害」が原因の雨漏り 火災保険は、本来「火災・風災・雪災・雹災」などの自然災害や偶発的な事故による損害を補償するもので、経年劣化や施工ミスが原因の雨漏りには基本的に対応していません。以下のようなケースであれば、保険適用が認められる可能性があります。 台風や暴風雨によって屋根瓦が飛んだ・ズレた 突風によって棟板金がめくれた・外れた 大雪の重みで屋根や雨樋が破損し、雨漏りにつながった 雹(ひょう)により屋根材に穴が開いた   これらは「突発的かつ外的な原因による損害」とみなされ、火災保険の対象になることが多いです。 経年劣化・施工不良は保険適用外 以下のようなケースでは、たとえ雨漏りが発生していても、保険の適用は基本的に認められません。   築年数の経過による屋根材の劣化(例:瓦のひび、コーキングの劣化) 元々の施工不備や不適切な材料使用による不具合 メンテナンス不足による雨樋の詰まりや外壁の亀裂   自然災害が原因であっても、被害の根本原因が「劣化」や「不具合」であると判断された場合、補償対象から外れる可能性があります。 火災保険を適用するための4つのポイント 損害発生から3年以内に申請すること  火災保険は時効が設けられており、原則として被害発生から3年以内に申請しなければ保険金は受け取れません。少しでも気になる箇所がある場合は、早めに調査依頼することが大切です。 被害状況を写真で記録しておく  申請には、被害の証拠として写真の提出が必要です。屋根や外壁の破損状況、雨漏りによる天井や壁のシミ、室内の損害など、可能な限り詳細な写真を複数撮影しておきましょう。 保険会社指定の調査や報告書が必要になることも  損害状況を確認するために、保険会社側が提携している損害調査員を派遣することがあります。また、専門業者による「被害報告書」の提出が求められることもあるため、対応できる業者を選ぶことが重要です。 免責金額や契約内容を確認する  火災保険には「免責金額(自己負担)」が設定されていることがあります。例えば免責20万円の契約で、修理費用が25万円の場合、支払われる保険金は5万円となります。契約時の内容を事前に把握しておくとスムーズです。   よくある誤解と注意点 「水災」は対象でも「雨漏り」は対象外になることがある?  火災保険では、床上浸水などの「水災」は補償対象でも、屋根からの浸水(雨漏り)は条件付きとなるケースが多いです。あくまで「風災や雪災による二次的な雨漏り」が対象です。 「リフォーム業者」が保険申請の手続きをしてくれる?  中には、保険対応に慣れており、写真撮影や書類作成のサポートまで行ってくれる業者もあります。ただし、代理申請を無償で行うのは違法となる場合があるため、「助言」にとどまる形が望ましいです。 火災保険は、自然災害による雨漏り修理費を大きく軽減できる心強い制度です。 ただし、契約内容や被害の原因によっては補償されないこともあるため、安易に過信せず、被害を受けたら早急に調査・申請することが重要です。信頼できる専門業者に相談することで、正しい手続きと的確な修理が期待できます。   まとめ 雨漏りは小さなサインを見逃すと、建物の寿命を縮めてしまいます。「まだ大丈夫」と思わず、早めの対処と予防が住まいを守るカギです!  

2025.05.14 更新

屋根劣化知識雨漏りについて

瓦屋根からの雨漏り…その原因と今すぐできる修理方法を徹底解説!

瓦屋根のお家に住まわれているみなさん、瓦屋根は丈夫だからメンテナンスはしなくても大丈夫だと思っている人はいないでしょうか?! 屋根瓦は「耐久力が高い」というイメージが先行しており、他の屋根材とは異なりメンテナンスフリーだと思っている人が多いのではないでしょうか? 瓦屋根では、他にも漆喰や木材など、さまざまな副材が利用されているため、定期的なメンテナンスは欠かせない屋根材と言えるのです。 台風や地震などの自然災害が発生した場合には、人間の目では確認することができないような小さなズレが生じてしまい、それが原因で屋根に問題が出てしまう…ということも珍しくありません。一般の人では気づくことができない小さな不具合が生じてしまっている場合が多く、災害時には他の屋根には被害が出ていないのに、瓦屋根の住宅ばかり大きな被害が出てしまう…などと言うことも珍しくないのです。 本日は、瓦屋根で発生する雨漏りについて、どういった原因があるのかをいくつかご紹介していきます。   瓦の種類と特徴:雨漏りリスクを減らすために知っておきたい基礎知識 瓦屋根は日本の気候風土に適した優れた建材ですが、その性能は瓦の種類によって大きく異なります。 雨漏りを未然に防ぐためには、それぞれの瓦の特徴を正しく理解し、状況に合った選択をすることが重要です。以下では、代表的な瓦の種類とそのメリット・デメリットについて解説します。   粘土瓦(和瓦) 粘土を高温で焼き固めた伝統的な瓦で、昔ながらの日本家屋に多く見られます。風合いが美しく、耐久年数は50年〜100年ともいわれるほどの長寿命です。断熱性・遮音性にも優れていますが、非常に重く、建物にかかる負担が大きいため、耐震性の面で不利になることもあります。 釉薬瓦(ゆうやくがわら) 粘土瓦の表面に釉薬(うわぐすり)をかけて焼いた瓦で、ガラスのような光沢と美しさが特徴です。表面が滑らかで水はけがよく、苔や汚れが付きにくいため、メンテナンス性にも優れています。カラーバリエーションも豊富で、意匠性を重視する住宅にもよく用いられます。 セメント瓦 セメントと砂を混ぜて成型された瓦で、見た目は粘土瓦に似ていますが、塗装によって着色されているのが特徴です。価格が比較的安く、施工も容易なため、1970〜90年代の住宅で多く使われました。ただし、吸水性が高く、経年劣化による塗膜の剥がれが雨漏りの原因になることも。10〜15年ごとの塗装メンテナンスが必要です。 金属瓦(ガルバリウム瓦など) アルミと亜鉛の合金である「ガルバリウム鋼板」などを用いた金属瓦は、軽量で施工性が高く、耐震性にも優れています。耐久年数は20〜30年ほどですが、防錆加工がされていない製品ではサビによる劣化のリスクもあります。断熱・遮音性は他の瓦に劣るため、下地材による補完が重要です。   瓦の種類ごとに耐久性・メンテナンス性・コスト・見た目などが異なります。特に雨漏りの発生リスクを下げるには、屋根の勾配や建物構造、地域の気候(積雪・台風・日照など)に合わせて、適切な瓦を選ぶことが大切です。リフォームや修理の際は、信頼できる専門業者に相談することで、より安心な選択ができるでしょう。   瓦屋根から雨漏りする原因について 1.瓦屋根の破損、ズレ 経年劣化、地震、台風などが原因で、瓦が割れたり、ズレたりして雨漏りが発生します。 風に飛ばされてきた物が衝突する…冷害や塩害が原因で割れる…などと言った事もあるため、定期的な点検がオススメです。 2.漆喰の経年劣化による剥がれ 瓦屋根では隙間を埋める、屋根材の固定を目的として漆喰が使用されています。漆喰は施工後、年数がたつほど硬化していくという特徴があるのですが、10年を過ぎたあたりから徐々にひび割れが生じ始め、最終的にボロボロに崩れてしまうのす。隙間を埋める目的で施工されているものですので、この劣化を放置すると雨水の侵入を許し雨漏りが発生してしまう恐れがあります。漆喰は定期的に塗り替えが必要と覚えておきましょう。 ※漆喰工事のメニューはこちら 3.板金部分のサビ等の劣化 劣化により板金部分に穴が開き、雨漏りが発生してしまうことも考えられます。特に屋根と屋根がぶつかる谷部は劣化しやすいです。 定期的に劣化状況をチェックするようにしましょう。 4.棟瓦の歪み 瓦屋根では、棟部分に棟瓦が積まれています。棟は屋根が接合する部分の隙間を埋めることや屋根材の固定が目的となります。しかし屋根の頂上部分となるため、強風や揺れの影響を受けやすく、災害後に歪みが生じてしまう…なんてことがあるのです。こういった歪み部分から雨水が侵入する…なんてことがありますので、定期的に点検しましょう。 5.防水シートの劣化 瓦の防水シートが経年劣化により、穴が空いたり、縮んだりしてそこから雨水が侵入します。 防水シートの劣化状況は外から見ても分からないため、瓦を剥がしてチェックします。 劣化で破損している場合は、全体的な補修にすることをおすすめします。 瓦屋根補修の費用相場:修理の種類と目安金額、費用を抑えるコツまで解説 瓦屋根に雨漏りが発生した場合、被害の程度や修理内容によって必要な費用は大きく異なります。「部分的な補修で済むのか」「葺き替えや葺き直しが必要なのか」によっても工事規模や価格帯は変動します。ここでは、主な補修方法ごとの費用相場と、費用を抑えるためのポイントについて詳しく解説します。   【1】部分修理の費用相場と目安 瓦屋根においては、すべてを取り換えるのではなく、損傷している部分だけをピンポイントで修繕する「部分修理」で済むケースも少なくありません。以下は、代表的な補修内容とその費用の目安です。   瓦の差し替え(ひび割れ・ズレの補修)  1枚の瓦が割れていたりズレている場合、部分的な差し替えで対応可能です。費用は1〜5万円程度。高所作業となるため、足場の有無や安全対策によっても金額は上下します。   漆喰の補修  棟(むね)部分に使われている白い漆喰(しっくい)が劣化している場合、補修が必要です。軽微な補修であれば4〜10万円、棟全体の補修になると20〜30万円前後かかることもあります。   棟瓦の積み直し・交換  棟瓦がズレたり崩れかけている場合、積み直し工事が必要です。費用は10〜40万円ほど。地震や強風の後によく見られる修理です。   谷樋(たにとい)の修理・交換:  屋根の谷部分にある金属製の雨樋が劣化していると、雨漏りの原因になります。部分補修なら5万円前後、全交換では10〜20万円程度が相場です。   【2】全体修理(葺き替え・葺き直し)の費用相場   葺き替え工事(ふきかえ) 築年数が経っている場合、部分的な補修よりも葺き替えが適している場合があります。 葺き替えでは、屋根材の他にも防水シートや野地板も新たに施工します。 費用は一般的な住宅で70万〜250万円前後。使用する瓦の種類や足場の有無によって変動します。   葺き直し工事(ふきなおし) 既存の屋根材を一旦撤去し、その下にあるルーフィングと呼ばれる防水シートの交換と下地の修理を行った後に、元あった屋根材を設置する工事です。屋根材自体に問題がなく、下地や防水シートの劣化がある場合に行われることが多い工法です。葺き直し工事は既存の屋根材を再利用することができますので、新しい屋根材を購入することなく、また古い屋根材を撤去しないのでその分費用を抑えることができます。逆に、葺き替え工事は屋根材も新しくし撤去に費用が掛かりますので、少しでもコストを抑えたいなら葺き直し工事がおすすめといえます。 費用相場は120万〜250万円程度。使用する既存瓦の状態が良好であることが前提となります。 【雨漏り修理工事の事例】 施工事例はこちらから   【3】費用を抑えるための3つのポイント 修理の内容によっては高額になることもある瓦屋根の補修。以下のようなポイントを意識することで、適正価格での施工が可能になります。   ① 早めの点検・補修が最も効果的 雨漏りや瓦のズレを放置すると、被害が拡大し、結果的に高額な工事が必要になることも。定期的に屋根の点検を行い、小さな不具合を早めに対処することで、費用を最小限に抑えられます。 ② 複数の業者に見積もりを依頼 1社だけで決めずに、必ず2〜3社以上から見積もりを取って比較するようにしましょう。費用だけでなく、工事内容や保証の有無も重要な判断基準となります。 ③ 火災保険や共済制度の活用 台風・雪害・雹(ひょう)などの自然災害による屋根の損傷は、火災保険や共済で補償されることがあります。特に「瓦の飛散」や「棟の崩れ」などは対象になるケースも多いため、まずは保険内容を確認し、写真などで被害状況を記録しておくとスムーズです。   瓦屋根の補修には、建物の状態や修理方法によってさまざまな選択肢があります。費用面でも大きな差が出るため、信頼できる業者の診断を受けたうえで、適切な対応を取ることが長期的なコスト削減にもつながります。 瓦屋根に雨漏りが発生した際の応急処置方法:自宅でできる対策と注意点 瓦屋根からの雨漏りは、台風や経年劣化などによって突然発生することがあります。被害を最小限に抑えるためには、早急な応急処置が重要です。ここでは、自宅でできる応急処置の方法と注意点をご紹介します。   室内での応急処置 漏水箇所の特定と保護 天井からの雨漏りを発見したら、まず漏水箇所を特定し、床や家具が濡れないように保護します。バケツや洗面器を置き、新聞紙やビニールシートで周囲を覆うと効果的です。また、バケツの中に雑巾や吸水シートを入れることで、水はねを防ぐことができます。 雨水の誘導 天井からの水滴が広範囲に広がる場合、糸を天井に取り付けて水を一箇所に誘導し、バケツで受ける方法もあります。これにより、被害の拡大を防ぐことができます。 屋根裏での応急処置 屋根裏にアクセスできる場合、漏水箇所の真下にバケツを設置し、周囲を新聞紙やビニールシートで保護します。また、雨漏り箇所に糸を結んだ釘を刺し、糸の端をバケツに垂らすことで、水を効率的に受け止めることができます。 屋根上での応急処置 屋根に登る際は、以下の点に注意してください。 安全第一:ヘルメットや滑りにくい靴を着用し、必ず2人以上で作業を行いましょう。 天候の確認:雨天や風の強い日は作業を避け、晴れた日に行ってください。 ブルーシートの使用:雨漏り箇所を覆うようにブルーシートをかけ、土嚢や重しでしっかり固定します。シートは屋根の頂上から垂らすように設置し、雨水の流れを妨げないように注意してください。 防水テープの使用:瓦のひび割れやズレが原因の場合、防水テープで一時的に補修することも可能です。ただし、あくまで応急処置であり、専門業者による本格的な修理が必要です。 応急処置後の対応   応急処置は一時的な対策であり、根本的な解決にはなりません。雨漏りの原因を特定し、適切な修理を行うためには、専門業者への相談が不可欠です。また、火災保険が適用される場合もあるため、保険会社への連絡も検討してください。   雨漏り修理を自分で行うのえでの注意点 1. 屋根の上は非常に滑りやすい 雨の後や朝露が残っている屋根は、特に滑りやすい状態になります。 瓦はつるつるしていて足場が不安定なため、転落事故のリスクが非常に高いです。 2. 専門知識が必要 雨漏りの原因は「瓦のズレ」や「漆喰の劣化」など一見して分かりにくいことが多く、間違った場所を補修しても効果がないことがあります。 一時的に止まっても、根本原因を直さなければ再発します。 3. 誤った修理で被害が拡大するリスク シリコンや防水テープなどで無理やり塞ぐと、雨水の逃げ道がなくなって内部に水が回ることがあります。 結果として、構造材の腐食・カビ・シロアリ発生など深刻な二次被害につながることも。   まとめ 瓦屋根は丈夫なイメージがありますが、雨漏りが発生することも十分にあり得ます。原因を正しく見極め、適切に修理・メンテナンスすることが大切です。早めの対処で、大切な住まいを長持ちさせましょう!

2025.05.13 更新

雨漏りについて

~年末年始休業のお知らせ~

お客様各位拝啓 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、誠に勝手ながら、弊社では下記日程を休業とさせていただきます。お客様にはご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご了承賜ります様、お願い申し上げます。年末年始休業期間 2024年12月29日(日)~2025年1月5日(日)休業期間中もメールフォームよりお問い合わせ受け付けておりますが、ご返答につきましては上記休業後(6日以降)に順次対応させていただきます。予めご了承頂きますようお願い申し上げます。

2024.12.18 更新

お知らせ

破風板をガルバリウム鋼板で破風板金工事!!|栃木県宇都宮市 屋根リフォーム・雨漏りならスミタイへ

みなさん、こんにちは 栃木県宇都宮市にある屋根リフォーム・雨漏り専門店のスミタイです! 今日は、ガルバリウム鋼板で破風板金工事をした施工例と破風板の役割、破風板金工事のメリットをお話させていただきます!! そもそも破風板とは!? 破風板とは、屋根の側面に取り付けられている板のことです。屋根の妻側の側面を「破風(はふ)」と呼ぶことから、名づけられました。一つ間違えられやすいのが「鼻隠し(はなかくし)」ですが、破風板との差は雨どいの有無です。鼻隠しには雨どいがついていますが、破風板にはついていません。 破風板の役割について 強風対策 屋根は上方向から吹く風については強いといわれていますが、横や下から吹き付ける強い風には弱いです。そこで強風の際に屋根が吹き飛ばされないために、ケラバに破風が取り付けられています。 雨漏り対策 破風板は外壁に当たる雨水を減らして、屋根内部への水の侵入を防ぎます。 もし屋根に水が侵入してしまうと、雨漏りの原因となります。つまり雨漏りしにくくする目的でも、破風板は取り付けられているのです。 ガルバリウム鋼板で破風板金工事 破風板板金工事とは、破風板金工事とは破風板(鼻隠し)にガルバリウム鋼板を巻く、破風板のメンテナンス方法です。 こちらは、施工前の木部の破風板の状態です。こちらは、破風板にアンテナの線が破風板に釘がささっていることにより、そこから雨水が侵入し木部が腐食してしまっていました。また、雨水が軒天へと侵入し雨漏りにつながってしまいました。 施工後の破風板 破風板板金工事のメリット 破風板には木製と窯業系(セメント)の2つの種類があります。 その中で、破風板金工事は木製の破風板に施工するのが一般的です。 木製の破風板は耐用年数が短く再塗装の必要があり、メンテナンスの手間と費用が発生するからです。その為、木製の破風板にガルバリウム鋼板を巻くことでメンテナンス性が大幅に向上します。破風板は再塗装によるメンテナンスが必要ですが、破風板金工事を行うことで、再塗装の必要がなくなります。それも、ガルバリウム鋼板の耐用年数が経過する50年はメンテナンスしなくてもよくなるため、メンテンス性が大幅に向上するのでメンテナンス費用も抑えることができるようになります!! まとめ 破風板は劣化の進行度によって修理方法が異なります。 劣化が進行して、破風板自体がひどく腐食してしまった場合には、破風板金工事の施工できません。 そのため、破風板金工事は破風板の劣化が進行する前に行うようにしましょう!!   ★雨漏り無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。 ★ドローン点検サービス お客様の目でもその場で屋根の状況を確認できます!!

2024.07.02 更新

屋根劣化知識豆知識

【2024年更新】雨漏り修理はどこに頼む?!

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの大野谷です。   突然、雨漏りが発生した場合、どんな業者さんに相談すればいいのか、どこに雨漏り修理を頼めば良いのか迷われる方も多いと思います。 そこで今日は、雨漏りが発生した際に『雨漏り修理はどこに頼んだらいいか』について知りたい方に向けてお話をさせていただきます。 雨漏りがしたらどこに頼めばいい?どんな業者? 冒頭でもお話したように、突然雨漏りが発生してしまった場合や放置していた雨漏りが更に悪化してしまった…等の際に、どこに雨漏り修理を頼んだらいいのか?と考えたり、建てた工務店?ハウスメーカーに相談?もしくは大工さん?…と迷われる方も多いかと思います。 また、ネットで『雨漏り修理 業者』と検索し調べると、たくさんの情報や業者がありどこがいいのか?信頼できるのか?と不安になるケースもあるかと思います。 もし雨漏りや屋根について知識がない業者が修理を行った場合、一時的に雨漏りは止まるかもしれませんが、雨漏りは再発してしまったり、必要な工事もしてしまった等のケースがあります。 屋根・外壁専門店・雨漏り修理専門店に依頼しましょう!! まず雨漏りが発生した際は、屋根や外壁の専門店・屋根修理や雨漏り修理を専門とする業者に依頼しましょう。 雨漏りの原因は、屋根からの原因と思われる方も多いかと思いますが…雨漏りの原因で多いのは何と『外壁』なのです。屋根外壁の専門店であれば、屋根、外壁、バルコニーと全体の雨漏り調査を行う経験やノウハウがあります。雨漏り修理に特化した専門の会社もありますので、専門知識と資格や経験を持つ業者を選ぶと良いでしょう。 雨漏り診断士について 『雨漏り診断士』とは「NPO法人雨漏り診断士協会」が主催する民間の資格制度のことです。診断士になるには、診断士認定試験に合格し認定されます。雨漏り診断士は、建物や住宅における雨漏りの原因を特定し、適切な修繕や改修方法を提案する専門家です。建物の屋根や外壁、窓、排水システムなどを調査し、雨漏りの可能性のある箇所を特定します。さらに、雨漏りの原因となる劣化や損傷の状態を評価し、修理や補修が必要な場合には、修復方法や予算の見積もりを提供します。民間資格ではありますが、雨漏りに関して正しい知識をもって公正な判断をでき対応するという資格で、スミタイでは『雨漏りのプロ』として、現在7名の社員が『雨漏り診断士』の資格を取得しております。   スミタイでは、瓦・屋根工事・雨漏り修理の専門店としていますので、現在雨漏りで悩んでいる方はお気軽にスミタイにお問い合わせください。 雨漏りしたら工務店・ハウスメーカーに依頼するのはどうなの? 雨漏りしたら、『工務店かハウスメーカーに依頼するのでは?』と迷われる方もいらっしゃると思います。 築10年以内の場合は、工務店やハウスメーカーに依頼しましょう。 新築で雨漏りした場合、自然災害以外で雨漏りしているとなると施工不良の疑いがあります。 その場合、瑕疵担保責任が認められ、雨漏りの修繕費だけでなく被害を受けた家財の費用も損害賠償請求することができます。 ハウスメーカーで雨漏り修理してもらうのには保証がまだ残っているなどの観点でメリットはありますが、しっかりと直せるかについては保証できません。もしも、何度も繰り返し雨漏りするようであれば屋根修理・雨漏り専門業者に依頼するのが望ましいです。 雨漏り修理ができる雨漏り修理専門店の探し方について ここまで読んでいただき、雨漏り発生した場合には屋根修理・雨漏り修理の専門店に依頼した方がいいとわかっていただけたと思いますが、ではどうやって安心して依頼できる業者を探すのか?についてお話をさせていただきます。 1)チラシ 新聞広告を取られている方は、地元の業者のチラシをさがしてみましょう!! 塗装業者が数多くあると思いますが、塗装専門だけの業者である場合雨漏り修理に対応できない場合もあるので確認が必要です。 2)インターネットで検索 『雨漏り修理 宇都宮市』などと地域名を入れると屋根修理・雨漏り修理の業者さんが上位に出てきます。必ずその業者さんのホームページまでしっかり見て、施工実績等や資格等を確認すると良いです。また、一緒にGoogle口コミの内容等もチェックするにも更に判断材料となります。 3)知人の紹介 屋根修理や雨漏り修理をしたことがある知人に、実際にその業者さんの工事の仕上がりや評価を聞いてみるのも良いでしょう!! ※訪問業者にはご注意ください!! 以前のブログでもお伝えさせていただきましたが、悪徳業者の被害にあった方の多くは、訪問してきた業者からトラブルになることが多いです。 ・地元ではない業者(ホームページや会社所在地が分からない) ・不安を煽るトークで無料点検をすすめてくる※絶対に屋根に上らせてはいけません まとめ 本日は、突然雨漏りが発生した…悪化してしまった場合に、雨漏り修理はどこに頼めばいい?というお話をさせていただきました!! まとめは、業者の探し方を参考に、屋根修理・雨漏り修理専門店の業者に依頼をしましょうです!! そして、雨漏り診断とお見積りを依頼してみてください。 スミタイでは、屋根工事・修理・雨漏り修理専門店です!! 雨漏りが悪化する前に、あれ?と思ったらすぐにまずは雨漏り診断無料ですのでお問い合わせくださいませ!!  

2024.06.10 更新

業者選びについて雨漏りについて

これって雨漏りかも!? 雨漏りの初期症状について

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   梅雨の時期など、雨の多い時期になると発生しやすくなる雨漏り💦 建物の築年数が古くなるとどうしても発生してしまいやすくなる雨漏りですが、もしすでに雨漏りが発生してしまっているのであれば、放置せずになるべく早く対処するべきです。 雨漏りが発生する前にできるだけ早く雨漏りに気付くため、皆さんが知っておきたい雨漏りの初期症状をご紹介していきたいと思います。 雨漏りが発生する建物の箇所 雨漏りと聞いてイメージするのは、天井から雨水がポタポタ垂れ落ちるというような症状だと思われている方は少なくありません。ですが、実は、雨漏りは原因と場所によって現れ方が違うのです。 外壁からの雨漏り 外壁も雨漏りが発生しやすい箇所の一つです。 壁からの雨漏りで多いのは、隙間から水が入りこみ、壁内を伝う雨漏りです。 モルタル外壁はひび割れにより、サイディングは目地のシーリングが固くなり、劣化し細くなりぽろぽろと崩れた事によって、できた隙間からの雨水が壁の中に入ります。 また、外壁にサイディング材が使用されている場合、目地のシーリングが劣化して、そこから雨漏りが発生する場合もあります。 屋根からの雨漏り 瓦にヒビが入っている。スレートに亀裂やヒビが入っている。ガルバリウム鋼板がサビている。それだけなら多少の雨では、建物内まで雨漏りはしません。 防水シートが防水機能を失ってしまったから起こるのです。 屋根の下には天井の板があります。屋根から雨水が侵入し天井の板まで水が浸透し、水のシミが天井にできて初めて雨漏りに気が付きます。 窓周りからの雨漏り 窓枠として使用されているサッシの劣化や、窓からの雨水の侵入を防ぐコーキング材の劣化によって、雨水の侵入を防げなくなり雨漏りが発生してしまうようになります。 また窓枠サッシからの雨漏りの原因は、窓近辺のサイディングなど外壁のひび割れや隙間から雨水が侵入しているケースと窓枠を取り付けた際の防水工事の施工不良・処理ミスが原因になっていることが多いです。 ベランダ、バルコニーからの雨漏り ベランダやバルコニーには床面の下に防水層が設けられていますが、この防水層が劣化すると雨漏りが発生するようになります。 環境や防水層に使用されている素材などにもよりますが、防水層の耐用年数は10~15年ほどです。 それ以外だと、バルコニーの笠木の施工方法に問題がある場合も考えられます。 ※無料雨漏り診断希望の方はこちらから 雨漏りの初期症状について 雨漏りは早期発見、早期対処することがカギとなりお家を長く良い状態で保つことができます。 雨漏りの初期症状に該当する方はお早めの診断と修理をおすすめします。 ①天井や壁からカビが生える、部屋がカビの匂いがする ②天井や壁が濡れている   ③天井やクロスに染みができている   ④サッシまわりが濡れている 上記のような症状が見られたら、雨漏りの発生の可能性があります。すでに見えないところで雨漏りがしている可能性もあるので、早急にメンテナンスを依頼するのがおすすめです。 上記のような気になる症状があれば、ぜひ弊社の無料診断よりお問い合わせくださいませ。 まとめ 雨漏りは、災害などが原因で起こることもありますが、多くは経年劣化が原因です。 雨漏りの被害を最小限にするには、早期に修理をすることが大切です。   ★雨漏り無料診断、お見積もりはスミタイまで!! 現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*'▽') どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。  

2024.04.25 更新

雨漏りについて

~GW休業のお知らせ~

お客様各位拝啓 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、誠に勝手ながら、弊社では下記日程を休業とさせていただきます。お客様にはご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご了承賜ります様、お願い申し上げます。ゴールデンウィーク休業期間: 2024年5月3日(金)~5月7日(火)問い合わせ等に関しましては、HPからのご予約は受け付けておりますが、ご返答につきましては上記休業後(8日以降)に順次対応させていただきます。予めご了承頂きますようお願い申し上げます。

2024.04.24 更新

お知らせ

超優秀屋根材!!スーパーガルテクトのメリット・デメリット

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   本日は、これから屋根を新しく葺き替えや屋根カバーをしたいと屋根工事を検討している方に向けて、超優秀な屋根材の『スーパーガルテクト』をご紹介します(^^)/ 『スーパーガルテクト』という製品の特長・メリットやデメリットを詳しく解説します。 スーパーガルテクトとは? 『スーパーガルテクト』とは、アイジー工業が販売している、国産の金属屋根材です。従来のガルバリウム鋼板を改良したSGL鋼板が使用されていることから優れた耐久性・耐腐食性を備えている金属屋根材です。特に耐腐食性は、元々錆に強いと言われているガルバリウム鋼板の3倍優れていると言われています。また、金属屋特有の軽量性を持っている事から耐震性にも優れている事も特徴的です。さらに、断熱性顔料を添加した特殊な塗料をコーティングしたものもある為、金属屋根材でありながら断熱性の問題も解決しています。 スーパーガルテクトのSGL鋼板と他のガルバリウム鋼板との違い 簡単に言えば、エスジーエル鋼板とガルバリウム鋼板は表面のめっきの成分が違います。 スーパーガルテクトに使用されるSGL鋼板は、従来のガルバリウム鋼板を改良したことで優れた耐腐食性・耐久性を備えています。SGL鋼板と従来のガルバリウム鋼板の違いは、表面に施されためっき組成にマグネシウムが2%添加されているかどうかです。たった2%のマグネシウムがSGLの耐久性・耐腐食性を大きく向上させています。 その性能は、塩害のある沿岸部の地域や雨が多く湿度の高い地域などの腐食しやすい環境であっても高いパフォーマンスを実現しています。特に、腐食しやすい切断部分、傷の付いた部分などに耐食性の効果が現れています。 このようにSGL(エスジーエル)鋼板は、ガルバリウム鋼板の性能をより向上させた製品ということが分かります。 スーパーガルテクトのメリットについて   ①耐用年数が高い 耐用年数は25~30年程度です。一般的なガルバリウム鋼板よりも3倍の耐久性能を持つ「超高耐久ガルバ」を採用しており、非常に費用対効果に優れた屋根材です。 またメーカー保証により、穴あき25年保証が設定されています。 ②断熱材の性能が良い スーパーガルテクトは、「断熱材一体型」の金属屋根材です。 スーパーガルテクトには、「ポリイソシアヌレートフォーム」と言う高性能な断熱材が採用されています。一般的なガルバリウム鋼板には「硬質ウレタンフォーム」が使用されていますが、スーパーガルテクトに使用されている断熱材は、より断熱性能・耐火性などに優れています。また、屋根材どうしの噛み合わせの部分にも断熱材が詰まっており、接合部からの熱が伝わることも抑制する工夫がなされています。 これにより、夏は涼しく・冬は暖かく、過ごしやすい部屋になります。 ③軽いので、家の構造への負担が少ない 最大のメリットは「軽量」であることです。和瓦の重量は1㎡あたり約48kg、化粧スレートは1㎡あたり18~20kg、スーパーガルテクトは5kgです。瓦の重さの約10分の1しかなく、地震の際の建物への負荷を低減できます。 「家の耐震対策をしっかりしておきたい」という人にとって、安心です。 スーパーガルテクトのデメリットについて 初期費用、メンテナンス費用が高い 1つ目のデメリットは費用が高いこと。スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板の中でも耐久性の高い鋼材・耐久性の高い塗料・雨水の浸入を防ぐ効果の高い役物を使用しており、比較的高単価な屋根材です。 しかしスーパーガルテクトは、先述したように耐久性が高く、耐用年数の長さにも強みのある屋根材です。そのため、メンテナンスの頻度や工事回数は通常の屋根よりも少なく済み、20年~30年と長い目で見れば、トータルでのコストは低くなる可能性があります。 スーパーガルテクトはこんな人におすすめ スーパーガルテクトは、耐久性に優れているため、長持ちさせたい、費用は掛かっても、メンテナンス回数を極力少なくしたい、という人にはおすすめです。 また、スーパーガルテクトは、軽量な設計のため、地震による揺れや、ひび割れ、飛散などの心配をなくしたいという人にもおすすめです。 施工事例はこちらから まとめ 本日はスーパーガルテクトについてお伝えさせていただきました。費用が高いというデメリットがありますが、それ以上にメリットがとても多い優秀な屋根材です!! 実際のスーパーガルテクトの屋根材を見てみたいという方は、各ショールーム店に模型や屋根材サンプルがありますので是非確かめて見て下さい!!   まずは無料診断をご依頼ください!!

2024.04.03 更新

豆知識

強風による被害、火災保険で屋根修理をしました!!

地域密着の屋根修理・雨漏り修理専門店のスミタイです✨✨ スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!   ここ最近、強風の日が続いており「強風の影響で屋根が剥がれた」「屋根がパカパカ音がする」等々…。 多数お問い合わせが入っております💦 屋根や外壁が強風によって壊れてしまった。早く修理したいけど、費用を捻出できないとなるお客様が多くいらっしゃいます。火災保険に加入しているなら、もしかすると負担することなく修理できるかもしれません。 こちらの記事では、火災保険を使った屋根修理・外壁修理についてご紹介いたします。修理を検討している方はぜひ参考にしてみてください。 強風による屋根被害の様子 宇都宮市にて2024年1月23日頃の強風の影響で、瓦棒屋根一部がめくれてしまっているとお問い合わせが入りました。 その際の現場調査時の様子をご紹介いたします。 こちらは屋根全体の写真になります。 瓦棒屋根、北面端3枚分、風の影響で浮いていることが確認できました。 該当箇所、接近写真になります。 外壁が部分的に滑落しています。このまま放置しておくと水の侵入が考えられ、室内への雨漏りにつながります。 「強風の被害」ということで、修理する工事内容を保険会社に申請しました。 修理内容 屋根部分交換 既存屋根部分の屋根材を撤去し、垂木を貼り新しく屋根材を設置しました。 雨樋部分交換工事 一部破損してい雨樋箇所を新しく交換しました。   外壁部分張り工事 新しく外壁張りをしました。 火災保険が適用される条件について 条件①屋根の破損原因が自然災害によるものであること 火災保険の原則として、家屋の修理に保険金がおりるのは「原因が風災・雪災・雹災の場合」です。 風災 風災とは、台風や突風、竜巻、暴風などに伴う強い風によって生じる、屋根瓦が吹き飛んだり、飛んできた物で屋根に穴が開いたりするような損害のことです。強風による被害が発生する可能性がある場合には、強風注意報が発表され、さらに重大な災害が発生する恐れがある場合は、暴風警報が発表されます。 雹災 雹災とは、空から降ってくる大粒の氷の塊(=雹)で生じた損害のことです。雹(ひょう)は大きいものでは直径5cm以上に達するものもあるため、窓ガラスが割れたり屋根が壊れたりすることもあります。 雪災 雪災とは、豪雪や雪崩により、雪の重みで家屋が倒壊したり、カーポートが潰れたりするような損害のことです。これに対し、雪が融けて洪水を巻き起こす融雪洪水は雪災に該当せず、水災に含まれます。 条件②屋根修理が必要になってから3年以内であること 火災保険が適用できるのは、被災してから3年以内の補修工事についてのみです。(保険法第95条(消滅時効)) 例えば、「5年前の台風が原因で、最近になって屋根修理が必要になった」といったケースでは、火災保険は適用されません。 なお、自費で既に工事を行っている場合でも、3年以内なら保険金を請求することが可能です。 ※災害の発見でなく『災害の発生日』であることです。保険金支払調査の際、保険会社は気象図や風速などをさかのぼって原因調査をします。 条件③屋根修理の費用が20万円以上であること 火災保険には、免責金額という「この金額以下の補修は保険金支払の対象外」という基準になる金額が設けられています。保険のパンフレットなどによってはでは“自己負担額”と表記されているものもあります。 この免責金額を下回った補修工事においては、火災保険請求はできません。 ※火災保険の免責金額はおおよそ20万円で設定されている商品が一般的です。が、プランにより異なるので必ず加入している保険の証券を確認しましょう ※詳しくはこちらのブログをお読みください 「今回の自然災害で火災保険対象になるかな…?」と思ったらご相談ください! スミタイでは、火災保険を使った工事も数多く行ってきました。火災保険の審査を通すためには、的確な修理費用や工事内容の根拠が必要です。 お気軽にご相談ください。

2024.03.22 更新

火災保険について屋根劣化知識

代表からのメッセージ

代表取締役社長千葉 猛

安心した自社一貫管理体制のもとで本物の外装工事を お客様にご提供します

はじめまして、外壁屋根の外装専門店「株式会社 住泰」代表の千葉 猛と申します。

屋根リフォームや板金は技術で決まる。この一点を思いながら屋根リフォーム業を手掛けてきました。
お客様の本当の満足は何なのか?を考えると。屋根に葺き替えや板金工事を通していかに家をいかに長持ちさせるかだと考えています。
板金工事と葺き替え工事は作り手の職人さんによって品質は変わります。ですから、弊社では徹底的に自社管理施工と品質にこだわり本物の屋根リフォームにお客様にご提供したいと考えています。


そして近年では「塗装・屋根工事専門店」などと謳う会社が増えておりますが、塗装は専門であっても屋根工事は専門でない場合がほとんどですので注意が必要です。
商品・診断方法・施工方法などの知識がなく、経験不足のまま工事を進める会社が本当に多いため、業界の課題であると感じております。
また、リフォーム市場が大きくなるに比例して工事業者も増えたため、仕事欲しさに安売りをする業者が増えました。
そのような金額重視の営業をする業者は、利益を残すために手抜きをする可能性が非常に高いため注意が必要です。
安いものには安いなりの理由が必ずありますので、これも業界の課題であると言えます。

住泰は塗装・板金・瓦・防水工事など、お家の「外装に特化した専門店」です。
皆さまの大切なお家を守るために、最適な外装工事をご提案させていただきます。
本物の外装工事をご提供させていただきますので、是非一度ご相談ください。

屋根専門ショールームでお待ちしています!

屋根工事・屋根塗装・屋根リフォーム対応エリア

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