雹被害によるカーポート波板屋根の現場調査にいってきました
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの直井です。
先日、小山市にて発生した雹や強風の被害を受けたお客様から「雹でカーポート屋根穴が空いてしまった」とお問い合わせをいただき、調査にお伺いしました。
早速確認していきますと、多数の穴が空いている状態が確認出来ました。
これだけ穴が空いてしまうほどの雹の被害は本当に怖いですよね…。
人にでも当たったら大怪我に繋がります。
今回の雹被害で、カーポート屋根の破損のお問い合わせが非常に多くありました。
火災保険は活用できるのか?というご相談もよくありましたのでご説明をさせていただきます。
カーポート屋根の種類
ポリカーボネート
熱遮断FRP
アルミ板
スチール折板
種類もよく使われているのが「ポリカーボネイト」です。
ポリカーボネイトとは
ポリカーボネイトは透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などの点で優れており、耐衝撃性(強度)は一般的なアクリル板の20倍、ガラスの250倍以上といわれるそうです。耐熱温度は120℃~130℃、耐寒性は-100℃程度と、樹脂の中では高温、低温共に高めの耐性を持ちます。高い耐衝撃性と透明性を持つことから、航空機・自動車・医療機器や防弾ガラスの材料にまで用いられています。
ポリカーボネイトの耐用年数は?
ポリカーボネートの耐用年数は約10年です。
ただし、波板の状態が悪い場合や破損箇所が目立つ場合は、耐用年数が短くなることがあります。
またポリカーボネートは、耐久性・耐候性に優れていて長持ちしやすいです。
安価かつ衝撃にも強いため、既存の素材から乗り換える方が多いです。
カラーバリエーションが豊富な中、特に茶色系の色を選ぶと日差しをさえぎりやすいです。
ポリカーボネートは耐用年数が過ぎたら交換が必要?
耐用年数を過ぎたカーポートのポリカーボネートは、早めの交換が必要になります。
理由は、耐用年数が過ぎたポリカーボネートは、強度が低下して壊れやすい状態になる可能性が高いからです。
放置しておくと、小さな衝撃でも破損したり穴があいたりする危険性があります。
あくまでも耐用年数は目安であり、波板の状態で交換のタイミングは変わります。
交換費用について
カーポートのポリカーボネート屋根の交換費用は、約5〜20万円です。
ポリカーボネートの材料費は、1枚あたり1,500~3,500円程度になります。
交換費用は、屋根の大きさや現場の環境によって変動します。
火災保険は使えるの?
火災保険の対象は建物と家財に分かれていますが、カーポートは建物として火災保険の補償の対象となります。カーポートは家の外にあるものですが、建物に付属する設備として補償の対象となります。同様の扱いのものとして、門や塀、垣根、ガレージ、物置などがあります。
当たり前ではありますが、火災保険の補償内容から風災補償を外していた場合は台風による強風の被害や雹などの被害は補償されません。
また、火災保険では経年劣化による損害は補償の対象とはなりません。カーポートの破損が台風や雹によるものではなく経年劣化によるものと判断された場合は保険金が支払われません。保険金を受け取れるよう、メンテナンスは適切に行っていくようにしましょう。
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!