波板屋根の種類を屋根専門店が徹底解説!
2024.03.07 (Thu) 更新
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
「波板の種類が知りたい」
「波板の種類ごとの、メリットやデメリット、適した使用方法などが知りたい」
このような疑問を持つあなたへ、この記事では波板の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます
目次
波板屋根について
波板屋根は水の流れが良く、耐久性が高く、材料費が安価で簡単に工事ができるということが波板屋根の主な特長です。
波板屋根の種類について
波板の素材には、以下の5種類があります。
ポリカーボネート製
この中で今現在最もポピュラーなものがポリカボネート製の波板です。ポリカーボネート製は、耐久性や耐紫外線に優れており、カーポートやサンルームなどの屋根にも使われています。
ガルバリウム鋼板製
ガルバリウム鋼板製は防食性のメッキを施してあり、最も高価な種類となっています。ガルバリウム鋼板製のメリットは、耐食性や耐熱性に優れているため長持ちすることです。強度があり寿命が長いことから、住宅や倉庫、工場の屋根に使われます。また、錆びに強いので海岸沿いの家屋の施工にも向いています。ガルバリウム鋼板製のデメリットは、5種類のなかで最も高価なことでしょう。
トタン製
トタン製は亜鉛メッキが施された、耐性に優れた種類です。薄い鉄で作られており、真っ直ぐな形状の板よりも波状の方が強度が増します。トタン製のメリットは、耐久性が高いことが挙げられます。ただし、最近では入手が困難となっているため、施工で取り扱うことが難しいというデメリットがあります。また、錆びやすいことも大きな弱点となるでしょう。
塩化ビニル樹脂製
塩化ビニル樹脂は合成樹脂の一種で、安価な素材です。ノコギリでカットできるため、DIYでも扱いやすいです。また、ほかの種類に比べて安価なためお財布にも優しいでしょう。ただし、耐久性が低く劣化しやすいことがデメリットです。長期の使用を検討している場合は、耐久性の高い種類を選びましょう。
塩化ビニル樹脂(ガラスネット入り)製
塩化ビニル樹脂(ガラスネット入り)製は、名前のとおり、塩化ビニル樹脂の中にネット状のガラス繊維を挟んだ板です。ネット状のガラス繊維を挟んで作ることにより、普通の塩化ビニル樹脂製よりも強度が増していることがメリットです。通常の塩化ビニル樹脂製よりも個人で扱うことが難しいというデメリットがあります。また、耐久性が増したといっても、塩化ビニル樹脂製よりも寿命が数年ほどしか延びていません。
人気のポリカーボネート製波板について
波板の色は多数ありますが、よく選ばれるお色は「ブロンズ」です。
「クリア」は光を通す光線透過率が一番高いのが特徴です。屋根の下を明るくしたい場合はこちらがおすすめです。
またクリアには「クリアフロスト」といってエンボス調(くもりガラスのような)に加工された商品があります。
これは、くもりガラスのように不透明にして波板を通して先が見えないようにするときに使用します。
波板屋根の耐用年数
波板は素材の種類によって耐用年数が異なります。
波板の代表的な素材の耐用年数は、以下のとおりです。
・ポリカーボネート:10年ほど
・ガルバリウム鋼板:15~20年
・塩化ビニル樹脂:3~4年
・ガラス入り塩化ビニル樹脂:4~5年
上記の耐用年数はあくまでも目安です。
劣化を放置しておくと、強風で飛んでしまったり、割れてしまって非常に危険です。
強風や台風で波板屋根が破損してしまった場合
ポリカは紫外線による劣化で約10年程度で変色し、強風や大雨により割れや、最悪の場合飛ばされてしまう可能性がございます。
万が一、強風や雪による破損をしてしまった場合は、火災保険が下りる可能性があります。
割れや、飛んでしまう前にポリカを新しいものへ交換しましょう!!
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!
私が担当しました!
工事部 係長
吉田よしだ
塗装職人17年の経験を生かして安心&満足していただける
ような現場管理をさせていただきます。
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