棟板金(むねばんきん)とは、屋根の頂点部分にある金属製の板です。屋根材の隙間を多い、雨などを防ぐ役割があります。日本でもっとも普及率が高い「スレート屋根」(コロニアル、カラーベスト)や、ガルバリウム鋼板などの金属屋根に使われます。屋根の中でも劣化しやすい部分であり、放置しておくと台風などで壊れてしまうこともあります。
屋根専用用語集~屋根修理・雨漏り専門店のスミタイが解説~
2023.05.09 (Tue) 更新
宇都宮密着で安心の屋根修理 防災 雨漏り専門店のスミタイです!!
ブログをご覧いただきましてありがとうございます?✨弊社では、板金・瓦・雨漏り修理専門としていますので、屋根に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。
ぜひご参考にしていただけましたら幸いです?
みなさんの中で、屋根に何かトラブルがあった際に、その部分の名称がわからずどう説明していいか分からない時はありませんか?(*_*;
屋根には、沢山細かい部位までそれぞれに名前がついています!!
これだけ知っていたら大丈夫という基本的な用語を「屋根専門用語集」でまとめてみましたので是非ごらんください(^_-)-☆
\僕が解説するよ~♪/
屋根専門用語集
棟
棟とは、屋根の面と面の接合部分のことで、屋根の形によって種類と数が異なります。
ニ面でできた三角形の屋根では、頂上を指し「棟」といいます。寄棟屋根(よせむねやね)など四面でできた屋根には、棟は複数あります。棟が複数ある場合、頂上の棟を主棟(しゅむね)や大棟(おおむね)と呼び、その他の「下り棟(くだりむね)」「隅棟(すみむね)」などと区別することがあります。
屋根の面と面のつなぎ目である棟には、雨水が屋根裏に入らないように「雨仕舞(あまじまい)」が施されます。板金系の屋根では「棟包み(むねづつみ)」を被せますが、屋根裏の換気機能を促す部材がよく使われます。
棟板金
棟瓦
棟瓦とは、屋根の中でも棟と呼ばれる部位に使用される瓦の一種です。和瓦屋根では、棟部分に熨斗瓦と棟瓦を数段積んで「棟積み」を行います。棟積みの最上段に使用する瓦のことを指して、棟瓦と呼びます。
谷
屋根面と屋根面のつなぎ目部分で、水が溜まりやすい部分を「谷」といいます。 この谷の部分で屋根から水を流すために使用されるのが「谷板」です。 屋根の上にあるため普段はなかなか目にする機会がありませんが、雨から家を守る非常に重要な部分でもあります。
谷板金
谷板金は「谷樋」と呼ばれることから分かるように樋、つまり雨樋の機能を持った部分です。屋根への降雨による雨水を谷板金が設置されている面ではそこへと集め、横樋(多くは曲がりの部分)へ排水します。排水された雨水は横樋や竪樋を通じて下水などに排出されるわけです。
雨押え(あまおさえ)
「雨押さえ」、または「雨押え」とは、屋根や壁の切り替え部、もしくは接合部から、室内に雨が入り込まないように設置する部品や工法のこと。
垂木(たるき)
屋根勾配にしたがって、棟木から母屋・軒桁に向けて架け渡し、野地板を受ける角材。通常、450mm間隔で設置します。
野地板(のじいた)
野地板は、垂木の上に設置する屋根の下地材です。一定の間隔で配置された垂木を繋ぐようにして渡される屋根材を敷くための土台です。
耐用年数は20~30年といわれていますが、経年劣化による張り替えが必要な場合には、ある程度大きな費用がかかる可能性があります。
防水紙(ルーフィング)
野地板の上に防水のために敷かれるのが、防水紙(ルーフィング)です。通常、防水紙を敷いた上に瓦などの屋根材を設置して仕上げられます。仮に、屋根の表面を通り抜けてきた雨水があったとしてもこの防水紙によって下に流して雨漏りを防ぎます。
いかがでしたか?
意味は知らなくても、どこかで聞いたことのある言葉が多かったのではないでしょうか。
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お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!