屋根の葺き替え工事の時期はいつ?ベストなタイミングについて
2023.07.11 (Tue) 更新
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの葛貫です。
屋根は、メンテンナンス時期が来たら定期的に塗装をしているけど…次のメンテナンスも塗装がいいのか…それとも屋根を新しく葺き替えた方がいいのか?と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
屋根材の耐久年数含めて、屋根材の寿命を知らずにいると雨漏り等の被害が発生してしまうということもありますので今日は、屋根の葺き替え工事の時期や葺き替え工事が必要となる屋根の状態をお話させていただきたいと思います。
目次
屋根の葺き替え工事の時期はいつ?
屋根の葺き替え工事が必要になる目安の年数は築20~30年です。
屋根材の種類によって耐用年数に差が出るので、まずはご自宅の屋根の耐用年数を知っておきましょう。
①スレート屋根
スレート屋根の耐用年数は30年前後が目安です。
②金属屋根(亜鉛メッキ鋼板)
耐用年数は10~20年程度。 屋根材の直下にあるルーフィング(防水シート)の寿命のタイミング(20~30年程度)
③和瓦
陶器とおなじ製法で作られており、屋根材そのものの寿命は50年以上あります。しかし重要なのは、ルーフィングの寿命もっと早く訪れることです。
そのため、屋根の寿命もルーフィングに合わせた30~40年が目安となります
④モニエル・セメント瓦
耐用年数は20~30年程
各屋根材の耐用年数は上記の通りですが、塗装などのメンテナンスを怠ると耐用年数が短くなります。
そのため上記の年数よりも早い段階で葺き替え工事が必要になる場合があります。
屋根葺き替えが必要になる劣化症状について
葺き替え時期の目安は20~30年ですが、立地や環境によって実際に必要になるタイミングに差が出ます。
①屋根全体に割れが多い
雨漏りの原因、割れや欠けた屋根材が落下してしまうと大きな事故にあってしまう大変危険な状態です。
雨漏りを防ぎ、屋根材の落下を防ぐためにも、早めに葺き替えを行うようにしましょう。
②瓦の破損
セメント瓦が破損している場合は、範囲や進行状況に応じて「部分差し替え」もしくは「葺き替え」が必要です。
③雨漏りが発生している
屋根材が寿命を迎えてしまっている、雨漏り被害がひどく屋根の下地まで傷んでしまっている場合は「葺き替え」が必要です。
屋根葺き替え工事の相場価格は?
屋根の葺き替えの費用相場は、一般的な30坪住宅の場合で140万円~200万円になります。
屋根葺き替え工事とは、今ある屋根材をすべて撤去して、その上から新しい屋根材を張り直す工事のことです。
また、同時に屋根材の内側の防水紙(ルーフィングシート)も交換するのが一般的です。
屋根材とルーフィングシートをどちらも新しくすることで、屋根の防水性が新築同様まで回復します。
一方で、屋根のメンテナンス工事としてはもっとも大規模なものになるので、かかる時間・費用ともに多くなります。
まとめ
瓦の素材によって時期は前後しますが、葺き替え時期は約20~60年でやってきます。
この時期が来ると、瓦全体の耐久性が低下し、部分補修だけでは間に合わなくなってしまうためです。
屋根葺き替え工事が必要になるのか判断をするには、まず無料診断を依頼しましょう。
屋根の状態を正しく把握したうえで、状態にあったご提案をさせていただきます。