屋根修理を安く抑えるには!?火災保険の活用や費用を抑えるポイントを解説
2023.09.27 (Wed) 更新
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
みなさん、こんにちは!! 屋根修理・防災・雨漏り修理専門店のスミタイの萩嶌です。
普段目につかないお家の屋根…。突然の強風や台風の影響で屋根の異常に気付き、屋根修理をしなければならなくなった!!という方は多いのではないでしょうか?
また雨漏りが発生した、更に雨漏りが酷くなったという方も沢山いらっしゃいます。
雨漏りや経年劣化により、雨漏りの修理や屋根の修理、屋根リフォームを実施する時期が必ずやってきます。
屋根の修理をする際、多くの方が気になるのは、下記のような費用に関する悩みではないでしょうか。
「屋根の修理費用はどのくらいかかる?」
「屋根の修理費用を抑える方法を知りたい」
本日は、屋根修理を安く抑える方法、屋根修理の方法などについて解説をさせていただきます。
目次
屋根修理を安く抑える方法とは?
1.相見積もりをする
費用を少しでも抑えたい場合は、相見積もりをしてみるとよいでしょう。
相見積もりとは、複数の業者から見積書を受け取ることです。
複数の業者に見積書の作成をお願いするのは労力がかかるものの、あらゆる面で比較しやすい方法です。
ただし、見積書の数が多すぎると、時間がかかりすぎたり情報整理がしづらかったりします。
相見積もりを活用する場合は、多くても3社程度が望ましいです。
金額を比較する方法に変わりはありませんが、担当者の人柄も判断材料にしましょう。
人柄がよいと、親身に対応してくれる可能性が高くなります。
2.火災保険が活用できるか確認する
修理費用の負担を軽減したい場合は、火災保険が利用できるか確認しましょう。
自然災害による破損の場合は、火災保険を利用できる可能性が高まります。
たとえば、台風で屋根材が飛ばされたり、雹(ひょう)が降って穴があいたりするケースが適用されます。
ただし、火災保険は必ず使えるものではない、という点には注意が必要です。
自然災害による破損でも、担当者によって経年劣化と判断されれば適用外になってしまいます。時間が経つことで被害箇所の判断は難しくなるためです。
自然災害で破損が起きた場合は、なるべく早めに申請準備へ取りかかりましょう。
また、加入しているプランや保険会社によって申請対象の内容は変わります。
火災保険の利用を考える際は、事前に保険会社に問い合わせてみてください。
3.屋根修理に利用できる補助金・助成金について調べる
自治体によって内容や金額も違うものの、自治体ごとに屋根修理に関して、補助金・助成金の支援制度があります。補助金や助成金を申請しやすい工事には、「省エネリフォーム」や「耐震リフォーム」などが挙げられます。条件をクリアしている場合は、補助金・助成金を利用し、屋根修理の費用を抑えられるのです。屋根修理に関わる補助金・助成金の支援制度についての内容は、各自治体の建築課を確認しましょう。また地方公共団体の住宅リフォームの支援制度などの、ホームページを検索すると情報を確認できます。
4.屋根のメンテナンスを定期的にする
屋根の修理費用を抑えるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
定期的なメンテナンスは、屋根の劣化や破損を早めに食い止めて、劣化するスピードを遅らせられます。
屋根のメンテナンス方法は、劣化状況をチェックして、掃除や塗装、補修などを行うのがおすすめです。
塗装は約10年を目安に行えば、屋根の耐久性を維持できるだけでなく、色あせや汚れをカバーできて、外観を美しく保てます。
塗装が必要のない粘土瓦の屋根の場合は、台風や地震などによって瓦が割れてしまう場合があります。
そのため、定期的に破損状態をチェックして補修を行うようにしましょう。
屋根修理方法の種類について
屋根の修理は、破損部分の修繕と全面改修に分けられます。屋根材の状態や修繕個所の大きさ、築年数などの条件によってどちらかを決定します。
屋根の修理にはどういった種類の工事があるのか、それぞれの特徴と合わせて解説します。
1)全面改修の工事種類
1.屋根葺き替え工事
既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に葺き替える工事です。状態によって下地を交換または補修します。長期にわたって雨漏りが起きていた場合や築年数が経っている場合、劣化が著しい場合に行われます。
2.葺き直し工事
瓦屋根をいったん外し、下地と防水シートを交換したあと、屋根瓦を元どおりに設置する工事です。
屋根瓦のなかでも粘土瓦は耐久性が高いので、下地や防水シートが劣化していても再利用可能なことも多くあります。廃棄物も最小限で済むので環境も優しい工事といえます。
3.屋根カバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根材を載せる工事です。既存屋根材を撤去しないので、工期の短縮、コストを抑えられるといったメリットがあります。しかし、屋根下地や防水シートなど屋根内部で劣化が進んでいても、補修や交換を行うことができません。
4.屋根塗装工事
屋根の表面に再塗装する工事です。屋根性能を復活させ、美観を保つことができます。屋根表面に塗膜を形成することで、雨、紫外線、サビの発生を防ぐといった効果があります。遮熱断熱に優れた塗料を使うと室内の温度変化を抑制、暖房冷房の効率が上がります。その結果、省エネや電気料金の節約効果も得られます。
2)部分改修工事の種類
屋根には屋根材の他に、瓦を固定する漆喰や屋根材同士を固定する棟板金、雨水を流すための雨どいがあります。
これらの部材が破損したり劣化した際には部分補修で対応できます。
1.屋根材の修繕
傷んだ瓦や屋根材を交換したり設置し直したりします。 ずれた瓦を直したり、破損したものを取り替えたり、目地剤のコーキングをやり直したりして、初期的な雨漏りの原因を取り除きます。
2.漆喰補修
漆喰(しっくい)とは、屋根瓦の1番上の箇所にあたる「棟(むね)」の台土を守るために塗り込んでいる材料で、画像にあるように白く塗り込まれたところを『漆喰(しっくい)』と言います。漆喰は劣化するとひび割れや剥離を起こします。そのまま放置すると雨水の入り込みや滑落の危険性があります。古くなった漆喰を除去して詰め直しする補修工事と棟瓦を一度取り外して漆喰を詰めた後再設置する交換工事があります。
3.棟板金交換工事
スレート屋根や金属屋根で、屋根の一番上にある棟板金を交換する工事です。棟板金は、m根部分からの薄い侵入を防ぐ役割と強風による屋根の飛散を防ぐ役割があります。
太陽の熱によって金属が膨張収縮を繰り返して引っ張られてしまうことや強風にあおられることが原因で、徐々に釘が抜けてきます。早期であれば、釘頭をコーキングで止めることもできますが、内部に劣化が進んでいる場合や棟板金自体が飛ばされてしまった場合は交換工事が必要です。
4.雨樋交換工事・雨樋修理
雨樋の破損や劣化を放置すると、建物の寿命を縮めてしまいます。
雨漏りはしていなくても、雨樋の劣化を発見したら、早めにリフォームを実施しましょう。
屋根修理を安くするためにやってはいけないこと
1.安い修理業者に依頼する
費用を抑える簡単な方法は、安い業者に依頼することです。しかし安いという理由だけで業者を選ぶのは、絶対にしないでください。
安い修理業者に依頼すると、まともな修理がされない可能性が高いからです。修理費用を抑えられても、すぐに再修理が必要になったら意味がありませんよね。再修理が必要な状況にならないためにも、安いという理由だけで業者を選ぶことはやめましょう。
2.DIYで屋根修理をする
危険な高所作業となる屋根工事は絶対に自分で行わないでください。また、自己流で間違った施工をしてしまったことにより逆に建物をダメにしてしまう、雨漏りを悪化させてしまったという事例も多々あります。※よくあるのが雨漏りを止めるために屋根のさまざまな隙間をシーリングで埋めてしまうことです。
まとめ
屋根修理を安く抑える方法についてお伝えをしました。屋根修理の費用は、家の大きさや屋根の形状・状態によってさまざまです。具体的な費用目安を知りたい方は、まず屋根の無料診断をしてみてください。
現場調査、お見積もり、ご相談まで無料です(*’▽’) どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
お客様の目でもその場で屋根や外壁の状況を確認できます!!