瓦屋根から雨漏りがする!?原因の雨漏り修理方法について
2024.02.01 (Thu) 更新
スミタイでは、雨漏り診断士や外装劣化診断士の資格を持ったプロが在籍しております!!
瓦屋根のお家に住まわれているみなさん、瓦屋根は丈夫だからメンテナンスはしなくても大丈夫だと思っている人はいないでしょうか?!
屋根瓦は「耐久力が高い」というイメージが先行しており、他の屋根材とは異なりメンテナンスフリーだと思っている人が多いのではないでしょうか?
瓦屋根では、他にも漆喰や木材など、さまざまな副材が利用されているため、定期的なメンテナンスは欠かせない屋根材と言えるのです。
台風や地震などの自然災害が発生した場合には、人間の目では確認することができないような小さなズレが生じてしまい、それが原因で屋根に問題が出てしまう…ということも珍しくありません。一般の人では気づくことができない小さな不具合が生じてしまっている場合が多く、災害時には他の屋根には被害が出ていないのに、瓦屋根の住宅ばかり大きな被害が出てしまう…などと言うことも珍しくないのです。
本日は、瓦屋根で発生する雨漏りについて、どういった原因があるのかをいくつかご紹介していきます。
目次
瓦屋根から雨漏りする原因について
1.瓦屋根の破損、ズレ
経年劣化、地震、台風などが原因で、瓦が割れたり、ズレたりして雨漏りが発生します。
風に飛ばされてきた物が衝突する…冷害や塩害が原因で割れる…などと言った事もあるため、定期的な点検がオススメです。
2.漆喰の経年劣化による剥がれ
瓦屋根では隙間を埋める、屋根材の固定を目的として漆喰が使用されています。漆喰は施工後、年数がたつほど硬化していくという特徴があるのですが、10年を過ぎたあたりから徐々にひび割れが生じ始め、最終的にボロボロに崩れてしまうのす。隙間を埋める目的で施工されているものですので、この劣化を放置すると雨水の侵入を許し雨漏りが発生してしまう恐れがあります。漆喰は定期的に塗り替えが必要と覚えておきましょう。
3.板金部分のサビ等の劣化
4.棟瓦の歪み
瓦屋根では、棟部分に棟瓦が積まれています。棟は屋根が接合する部分の隙間を埋めることや屋根材の固定が目的となります。しかし屋根の頂上部分となるため、強風や揺れの影響を受けやすく、災害後に歪みが生じてしまう…なんてことがあるのです。こういった歪み部分から雨水が侵入する…なんてことがありますので、定期的に点検しましょう。
5.防水シートの劣化
屋根瓦の雨漏り修理方法
1.部分補修
雨漏りの原因になる箇所を修理する方法です。部分的に瓦を撤去して部分的にルーフィングを張り替えます。
2.漆喰補修
古い漆喰を取り除き、塗り直す工事のことをいいます。漆喰が剥がれたことが原因で発生している雨漏りがある場合、大元の原因である漆喰の補修工事を行わなければ問題が解決しません。漆喰の剥がれによって雨漏りが起こっている場合はすでに状態がかなり悪化している証拠ともいえるので、この場合は早急な対応が必要です。
3.瓦の葺き替え
防水シートの耐久年数は20年程度、野地板の耐久年数は30年程度です。
4.葺き直し
既存の屋根材を一旦撤去し、その下にあるルーフィングと呼ばれる防水シートの交換と下地の修理を行った後に、元あった屋根材を設置する工事です。屋根材自体に問題がなく、下地や防水シートの劣化がある場合に行われることが多い工法です。葺き直し工事は既存の屋根材を再利用することができますので、新しい屋根材を購入することなく、また古い屋根材を撤去しないのでその分費用を抑えることができます。逆に、葺き替え工事は屋根材も新しくし撤去に費用が掛かりますので、少しでもコストを抑えたいなら葺き直し工事がおすすめといえます。
【雨漏り修理工事の事例】
まとめ
本日は瓦屋根から雨漏りする原因と修理方法についてお伝えさせていただきました。一番は雨漏りする前にまずは屋根の点検やメンテナンスをする事が重要です!!
注意をしていただきたいのは、突然訪問してきた業者には依頼しない事です!!無料で点検してくれると聞くと、ついお願いしたくなるという方も多いようです。しかし、よくわからない業者を屋根に登らせる行為は、本当に危険なので絶対にやめましょう。
御幸ヶ原店ショールームでは瓦屋根の構造についても模型がありますので分かりやすくご説明させていただきます(*´▽`*)
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